文献

J-GLOBAL ID：201902212500510824   整理番号：19A1944721

乱流予混合旋回安定化火炎トポロジーに及ぼす異なる長さスケールでの乱流運動の影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of turbulent motions at different length scales on turbulent premixed swirl-stabilised flame topology

著者 (2件)： Minamoto Yuki (Department of Mechanical Engineering, Tokyo Institute of Technology, 2-12-1 Ookayama, Meguro, Tokyo 152-8550, Japan) ,  Tanahashi Mamoru (Department of Mechanical Engineering, Tokyo Institute of Technology, 2-12-1 Ookayama, Meguro, Tokyo 152-8550, Japan)
資料名： International Journal of Hydrogen Energy  (International Journal of Hydrogen Energy)
巻： 44  号： 39  ページ： 22316-22327  発行年： 2019年 
JST資料番号： B0192B  ISSN： 0360-3199  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2つの異なる旋回数でのH_2-空気乱流旋回予混合燃焼の三次元直接数値シミュレーションデータを解析し,局所反応ゾーン形態と異なる長さスケールでの局所乱流運動との関係を調べた。局所火炎に及ぼす小規模乱流混合の影響を調べ,その結果,局所小炎に対するマイクロスケール乱流拡散率の寄与は,より高い旋回数の場合には,火炎薄化のいくつかの証拠があるが,重要ではないことを示した。一方,高レベルのコンボリューションや相互作用する火炎のような火炎形態は,局所的な小炎に大きな影響を示し,全体的な燃焼過程における局所的な反応ゾーンのトポロジーの重要性を示唆している。局所反応領域を,それらのトポロジーを定量化するために,形状ファインダを用いて解析した。形状ファインダは,「パンケーキ」と「チューブ」から成る様々な局所反応ゾーン形状と,中間的な強い反応ゾーン分布を示したが,最小の特性長さスケールは,局所反応ゾーンが薄いことを示した。最後に,これらの局所反応ゾーントポロジーと異なるサイズにおける乱流運動の間の関係を検討した。局所反応域トポロジーは,Taylorマイクロスケール,積分長さスケールおよびそれらの関連速度スケールと直接関係を有するが,不均一乱流および強い平均せん断の存在下では,Kolmogorov長さスケールとほとんど相関が観察されない。本結果は,乱流燃焼モデル化フレームワークにおいてしばしば強調される火炎表面トポロジーに及ぼすTaylorマイクロスケールの重要性を示唆した。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 剪断 ,  積分 ,  畳込み ,  乱流混合 ,  燃焼過程 ,  *位相幾何学 ,  ファインダ ,  三次元 ,  *乱流 ,  相互作用 ,  予混合燃焼
準シソーラス用語： マイクロスケール ,  小炎 ,  直接計算機シミュレーション ,  *長さスケール , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 直接数値シミュレーション(DNS) ,  乱流旋回火炎 ,  火炎トポロジー ,  乱流燃焼モデリング ,  Taylorマイクロスケール

分類 (1件)： 燃焼理論  (XE04020H)

タイトルに関連する用語 (6件)： 乱流 ,  旋回 ,  安定化 ,  火炎 ,  トポロジー ,  長さスケール