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J-GLOBAL ID:201902212517900354   整理番号:19A1756451

CD146はグリオーマ幹細胞で高度に発現し,細胞周期調節因子として作用する【JST・京大機械翻訳】

CD146 is highly expressed in glioma stem cells and acts as a cell cycle regulator
著者 (7件):
資料名:
巻: 144  号:ページ: 21-32  発行年: 2019年 
JST資料番号: W4633A  ISSN: 1573-7373  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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CD146は様々な悪性腫瘍において高度に発現され,それらの悪性表現型に寄与し,それは転移および腫瘍形成活性を含む。しかし,脳腫瘍におけるCD146の発現と機能に関する研究は限られている。従来培養グリオーマ細胞と腫瘍球(TS)の両方でCD146を過剰発現またはノックダウンした。異なる細胞周期相におけるグリオーマ細胞およびそれらの幹細胞の分布を,幹細胞マーカーCD133およびグリア前駆体マーカーA2B5を用いたフローサイトメトリーにより分析した。CD146発現をグリオーマ組織で免疫組織化学的に調べた。CD133を発現するグリオーマ幹細胞(GSCs)の大部分はCD146陽性であった。GSCsにおけるCD146ノックダウンは,細胞増殖を有意に低下させた。細胞周期分析は,大部分のCD146とCD133二重陽性細胞がG2/M期にあることを明らかにした。親グリオーマ細胞におけるCD146の異所性発現は,G0/G1期における大部分の分化細胞の細胞周期停止をもたらした。対照的に,GSCsにおけるCD146の異所性発現は,G2/M期におけるCD133陽性細胞数の増加をもたらした。さらに,CD146ノックダウンはG2/M期のCD133陽性細胞数を減少させ,細胞増殖阻害の効果と一致した。免疫組織化学的分析は,CD146発現が世界保健機関(WHO)グレードIIIおよびIVグリオーマにおいて有意に上方制御され,CD133発現と正の相関があることを明らかにした。CD146は主に分割GSCsで発現し,グリオーマ幹細胞を根絶するための潜在的標的である可能性がある。Copyright 2019 Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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神経系の腫よう  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
タイトルに関連する用語 (4件):
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