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J-GLOBAL ID:201902213017793050   整理番号:19A2101533

金電極上のチオコリンの電子移動促進効果に基づく神経毒中毒の評価のための新規コリンエステラーゼアッセイ【JST・京大機械翻訳】

A novel cholinesterase assay for the evaluation of neurotoxin poisoning based on the electron-transfer promotion effect of thiocholine on an Au electrode
著者 (11件):
資料名:
巻: 298  ページ: Null  発行年: 2019年 
JST資料番号: T0967A  ISSN: 0925-4005  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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簡単で費用対効果の高いコリンエステラーゼ分析を示した。コリンエステラーゼの作用により基質から生成されるチオコリン(TCh)は[Fe(CN)_6]3-/4-とAu電極間の電子移動を促進する。電流はTCh濃度と共に増加した。したがって,コリンエステラーゼが有機リン酸やカルバメート化合物のような神経毒性化学物質によって阻害されると,電流は減少する。最初に,コリンエステラーゼ阻害剤に対するアセチルコリンエステラーゼの応答をモニターした。基質アセチルチオコリンをTris-HCl緩衝液中でアセチルコリンエステラーゼで消化し,次に反応混合物をアセトニトリルと組み合わせた。研磨したAu電極を混合溶液中に30秒間浸漬し,電極表面上に酵素加水分解生成物,TChを固定化した。電極は,支持電解質としてKClの存在下,0.5mM[Fe(CN)_6]3-中で示差パルスボルタンメトリーを行い,濃度は1mMと低かった。酵素処理の最適条件は,30°Cで10分間,1.25mU/mLアセチルコリンエステラーゼと100μMアセチルチオコリンを最終濃度とした。DDVP(有機リン)とメトミル(カルバメート)からのアセチルコリンエステラーゼ活性の阻害をモニターすることができた。このシステムをブチリルコリンエステラーゼを含むヒト血清試料に適用した。DDVPとメトミルによるブチリルコリンエステラーゼの阻害は,ヒト血清中でもモニターされた。最後に,10人のボランティアにより提供された実際のヒト血液をこのシステムを用いてコリンエステラーゼ分析を行った。本法から得られた結果は,5,5′-ジチオビス-(2-ニトロ安息香酸)を用いた従来法から得られたものと良好な相関を示した。本法はヒト血液に対する新規ChEアッセイとして有効であると考えられた。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素の応用関連  ,  害虫に対する農薬  ,  酵素一般 

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