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J-GLOBAL ID：201902213047631927   整理番号：19A1525316

生態工学 宇宙実用化を目指したサバチエ反応触媒の開発

Development of the Sabatier Reaction Catalyst for Practical Space Systems

著者 (6件)： 島明日香 (宇宙航空研究開発機構 未踏技術研究セ) ,  桜井誠人 (宇宙航空研究開発機構 未踏技術研究セ) ,  曽根理嗣 (宇宙航空研究開発機構) ,  大西充 (宇宙航空研究開発機構 未踏技術研究セ) ,  米田晶子 (日本ピラー工業) ,  阿部孝之 (富山大 水素同位体科学研究セ)
資料名： International Journal of Microgravity Science and Application (Web)  (International Journal of Microgravity Science and Application (Web))
巻： 30  号： 2  ページ： 86-93 (WEB ONLY)  発行年： 2013年04月30日 
JST資料番号： U1608A  ISSN： 2188-9783  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： より低温での水素(H₂)による二酸化炭素(CO₂)の還元からの,実用的な水(H₂O)の生成を目指し,チタニア担持ルテニウム(Ru/TiO₂)触媒によるSabatier反応を研究した。「バレルスパッタリング」と呼ばれる乾式処理によって,粉末状のさまざまなRu/TiO₂触媒を調製した。メタンへのCO₂の水素化は,触媒の前処理を行っても,一酸化炭素(CO)を生成することなく,300°C以下の温度で触媒上,効率よく進行した。Ru/TiO₂触媒の触媒活性が,触媒を三次元構造に固定化したときに高まることは注目に値する。さらに,固定化触媒の使用により,触媒重量だけでなく,反応器内の温度差も著しく軽減した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 空気 ,  担持触媒 ,  *ルテニウム触媒 ,  酸化チタン ,  触媒 ,  *還元 ,  生産 ,  スパッタリング ,  *触媒活性 ,  構造 ,  反応温度 ,  実用化 ,  行動 ,  *触媒調製 ,  資源再生 ,  粉体 ,  顕微鏡観察 ,  温度依存性 ,  効率 ,  *水素化 ,  *二酸化炭素還元 ,  固定化触媒 ,  反応効率 ,  有人宇宙活動
準シソーラス用語： 三次元構造 ,  水生成

分類 (2件)： 貴金属触媒  (CB06122I) ,  酸化,還元  (CF02060T)

引用文献 (15件)：

• W. Wang, S. Wang, X. Ma and J. Gong: Chem. Soc. Rev., 40(2011) 3703.
• P. J. Lunde and F. L. Kester: Ind.Eng.Chem.Process Des.Dev., 13(1974)27.
• J. N. Park and E. W. McFarland: J. Catal., 266(2009) 92.
• D. J.Samplatsky, K. Grohs, M. Edeen, J. Crusan and R. Burkey:41st International Conference on Environmental Systems, Oregon, USA, Jul. 2011, AIAA-2011-5151.
• H. Matsumoto, S. Ito, S. Hatano, Y. Kita and T. Shimoda: 28^th International Conference on Environmental Systems,SAE, (1998).Massachusetts, USA, Jul. 1998, SAE-981716

タイトルに関連する用語 (6件)： 生態工学 ,  宇宙 ,  実用化 ,  サバ ,  反応触媒 ,  開発