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J-GLOBAL ID:201902213483074973   整理番号:19A1492103

ASCT1(SLC1A4)輸送体は脳D-セリンと神経発生の生理的調節因子である【JST・京大機械翻訳】

ASCT1 (Slc1a4) transporter is a physiologic regulator of brain d-serine and neurodevelopment
著者 (18件):
資料名:
巻: 115  号: 38  ページ: 9628-9633  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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D-セリンはNMDA受容体の生理的コアゴニストであるが,その合成とシナプスターンオーバーの調節についてはほとんど知られていない。アミノ酸交換体ASCT1(SLC1A4)とASCT2(SLC1A5)はD-セリンレベルを調節する候補である。ASCT1とASCT2 KOマウスを用いて,ASCT2よりもむしろASCT1がD-セリン代謝の生理的調節因子であることを報告する。ASCT1は星状細胞における主要なD-セリン取り込み系であり,ヘテロ交換を介してL-セリンを輸出することもでき,D-セリン合成のための基質とニューロンを供給する。ASCT1 KOマウスは,より高いレベルのL-アラニン,L-スレオニンおよびグリシンと共に,脳D-セリンのより低いレベルを示す。ASCT1の欠失は,海馬および線条体容積の低下および神経発達関連遺伝子の発現の変化を含む神経発達変化と関連していた。さらに,ASCT1 KOマウスは,NMDA受容体活性の仲介において,D-セリン対グリシンの相対的寄与の変化と共に,運動機能,空間学習および情動行動の欠損を示した。in vivo微小透析は,ASCT1 KOマウスにおいて低レベルの細胞外D-セリンを示し,d-セリン代謝の変化を確認した。これらの変化は,ASCT1突然変異を有する患者によって示される神経発達表現型のいくつかを思い出している。ASCT1 KOマウスは,ASCT1突然変異を有する患者における代謝障害を補正することを目的とした潜在的治療介入のための有用なモデルを提供する。Copyright 2019 The Author(s). Published by PNAS. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素生理  ,  中枢神経系 

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