文献
J-GLOBAL ID:201902213570301365   整理番号:19A1399517

クエン酸第二鉄,硝酸塩,サポニン及びそれらの組合せはin vitro第一胃発酵,硫化物及びメタンの生産及び選択微生物集団の存在量に影響する【JST・京大機械翻訳】

Ferric citrate, nitrate, saponin and their combinations affect in vitro ruminal fermentation, production of sulphide and methane and abundance of select microbial populations
著者 (5件):
資料名:
巻: 127  号:ページ: 150-158  発行年: 2019年 
JST資料番号: A0635A  ISSN: 1364-5072  CODEN: JAMIFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的:本研究では,in vitro第一胃培養を用いて,硫酸第二鉄,硝酸塩およびサポニンの個々および組合せにおける硫化生成,メタン生成,第一胃発酵および選択微生物個体群の豊度に対する影響を検討した。方法および結果:クエン酸第二鉄(50mg l-1),Quillajaサポニン(0 6 g l-1)および硝酸ナトリウム(5 mmol l-1)を,in vitro第一胃発酵で使用した。クエン酸第二鉄単独,サポニンおよび/または硝酸塩との組合せは,水性硫化物濃度および全硫化物生産を低下させた。メタン生産は硝酸塩単独(最大32%)により抑制され,サポニンとの組合せ(25%)と硝酸塩との両サポニン(25%92%)との組合せにより抑制された。いずれの処理も飼料消化またはルーメン発酵に悪影響を与えなかった。硫酸塩還元細菌の個体群は硝酸塩とサポニンによって個々に増加したが,総古細菌のそれは硝酸塩単独と3つの抑制剤の組合せによって減少した。結論:硝酸塩とサポニンまたはクエン酸第二鉄とサポニンとの組合せは,メタン生産を実質的に減少させた。最も重要なことに,メタン生産の減少は飼料の消化または発酵を犠牲にしなかった。高硫黄食に存在する硫酸塩からの硫化は,クエン酸第二鉄により競合的に抑制されるが,サポニンと硝酸塩により上昇した。意義と結果:本研究の結果は,メタン生産と硫酸塩還元に関与する微生物の異なる機構を持つ特定のメタン阻害剤の組合せが,腸内メタン放出を軽減するだけでなく,高硫黄飼料を供給した飼料牛の硫黄関連ポリオencephal軟化症のリスクを低下させることを示した。この研究の結果は,メタン生産と硫酸塩還元に関与する微生物の異なるギルドを阻害することができることを明らかにした。これは,腸内メタン放出を緩和するだけではなく,より効果的で実用的である。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物の生態  ,  代謝と栄養  ,  植物の生化学 

前のページに戻る