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J-GLOBAL ID:201902213926920898   整理番号:19A2291514

湿式酸化によって解重合した低品位炭を適用した冶金級コークスの生産

Production of Metallurgical Coke Utilizing Low Rank Coal Depolymerized by Wet Oxidation
著者 (4件):
資料名:
巻: 59  号:ページ: 1390-1395(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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著者らはこれまでに,低品位炭を過酸化水素のような水性酸化剤によって,それらをコークス生産に適した熱可塑性石炭へ転換するために酸化分解反応によって前処理することを提案した。60°Cでの過酸化水素水溶液を用いた処理は褐炭の熱可塑性を改善し,高強度コークスを乾燥させた処理石炭から成功裏に調製した。本研究においては,処理した石炭の熱可塑性挙動に及ぼす水分量の効果を調べた。水含有処理石炭は200°C以下で融解し再固化したが,乾式処理した石炭はこの温度周辺で軟化するのみであった。湿式処理した石炭の見かけの粘度は温度と水分量のみに依存し,2.5×103Pa・s程度まで低下できた。ある量の水分を含む処理石炭の見かけの粘度は温度の上昇とともに減少した。ある温度での見かけの粘度は水分量の増加と共に低下し,乾燥ベースの40wt%の水分量近辺で最小値に達し,さらなる水分量の増加と共に増大した。湿式処理石炭の低い見かけの粘度から予測されるように,僅かに-あるいは非-コークス用石炭からコークスを生産するための粘結剤として処理石炭を適用する可能性が示された。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (1件):
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石炭の物理的・化学的処理 
引用文献 (11件):
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