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J-GLOBAL ID:201902214075838008   整理番号:19A0196420

活性部位システイン残基の酸化によるCa2+/カルモジュリン依存性蛋白質キナーゼIVの酸化還元調節【JST・京大機械翻訳】

Redox regulation of Ca2+/calmodulin-dependent protein kinase IV via oxidation of its active-site cysteine residue
著者 (6件):
資料名:
巻: 130  ページ: 99-106  発行年: 2019年 
JST資料番号: D0414C  ISSN: 0891-5849  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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我々は最近,Ca2+/カルモジュリン(CaM)依存性蛋白質キナーゼIV(CaMKII)が活性部位Cys残基のポリスルフィド化を介して反応性硫黄種により不活性化されることを報告した。ここでは,過酸化水素(H2O2)が,細胞における酸化および下流シグナリングを介し,同じ活性部位Cys残基でCaMKII活性を制限することを示した。CaMKIVはその上流のCaMKキナーゼ(CaMKII)によりThr~196でリン酸化され,その完全な活性を誘導する。CaMKIVのH2O2とのin vitroインキュベーションは,CaMKII誘導ホスホThr~196の可逆的阻害と,結果としてのCaMKIIの不活性化をもたらした。対照的に,変異したCaMKII(C198V)はH2O2誘導酵素阻害に対して抵抗性であった。CaMKIVを発現するトランスフェクト細胞において,Thr~196におけるCa2+イオノホア誘導CaMKIIリン酸化はH2O2処理により減少したが,変異体CaMKII(C198V)を発現する細胞はH2O2処理に耐性であった。N-エチルマレイミドによる遊離チオールの修飾は,CaMKIVにおけるCys~198がS-酸化の標的であることを明らかにした。さらに,内因性CaMKIIのCa2+流入誘導ホスホThr~196も,Jurkat Tリンパ球および小脳顆粒細胞におけるH2O2処理により阻害された。CaMKIVの下流であるSer~133における環状AMP応答エレメント結合蛋白質(CREB)のリン酸化もH2O2処理により減少した。したがって,著者らの結果は,酸化ストレスがCys~198酸化を通してCaMKIIの活性を減少させることによって細胞機能を調節することを示す。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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酵素一般 

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