文献
J-GLOBAL ID:201902214334733942   整理番号:19A2616759

界面活性剤の競合吸着により修飾された空気-水界面での酸触媒オリゴマ化【JST・京大機械翻訳】

Acid-Catalyzed Oligomerization at the Air-Water Interface Modified by Competitive Adsorption of Surfactants
著者 (3件):
資料名:
巻: 123  号: 35  ページ: 21662-21669  発行年: 2019年 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
水性エーロゾルの最外層に自然に蓄積する両親媒性有機化合物は,表面に吸着した揮発性有機化合物の取り込みと反応に関与する機構を全体的に変化させる。水性マイクロジェットの質量分析により,4級アルキルアンモニウム陽イオンMe-(CH_2)_n-1N+Me_3(n=1,4,8,10,12,14)と非イオン性オクタン-1-オールが空気-水界面でのガス状イソプレン(ISO)の酸触媒オリゴマ化にどのように影響するかを調べた。オリゴマ化は,界面ヒドロニウムイオンからイソプレンへのプロトン移動(PT)反応により開始され,(ISO)-H+を形成し,続いて(ISO)_m≧2H+を形成する連鎖伝播(CP)反応が続く。(ISO)_mH+生成物の全質量スペクトル信号はアルキルアンモニウム陽イオンまたはオクタン-1-オールの存在により抑制されるが,前者の界面活性剤による抑制は後者のそれよりはるかに大きいことを見出した。空気-水界面がアルキルアンモニウム陽イオンによりわずかに占有されているアルキルアンモニウム陽イオンの5μM等モル溶液の水性マイクロジェットでも抑制が観察された。アルキルアンモニウム陽イオンと界面H_3O+の間の静電反発がPT反応の妨害を引き起こすことを提案した。対照的に,その後のCP反応はアルキルアンモニウムカチオンまたはオクタン-1-オールの存在によって抑制されなかった。長鎖有機界面活性剤の存在は初期PT反応を妨げるが,その後のCP反応をほとんど抑制しないことを示唆した。本研究は,大気中の多相化学に影響を及ぼす界面活性剤の界面特異的役割をこれまで認識していないことを明らかにした。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
コロイド化学一般  ,  液-液界面  ,  液-気界面  ,  応用物理化学的操作・装置 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る