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J-GLOBAL ID:201902214609876778   整理番号:19A1052206

GINS複合体の誘導発現は,ヒト神経膠芽細胞腫における周囲壊死ニッチ内の静止幹様腫瘍細胞の再活性化に不可欠な段階である【JST・京大機械翻訳】

Induced expression of GINS complex is an essential step for reactivation of quiescent stem-like tumor cells within the peri-necrotic niche in human glioblastoma
著者 (6件):
資料名:
巻: 145  号:ページ: 363-371  発行年: 2019年 
JST資料番号: T0032A  ISSN: 0171-5216  CODEN: JCROD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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グリア芽細胞腫は治療の進歩にもかかわらず依然として難治性であり,細胞内性は幹様腫瘍細胞の少数の集団に起因している。潜在的に高い腫瘍形成性を有する静止幹様腫瘍細胞を有するニッチとして,グリア芽細胞腫において,いわゆる壊死周囲のニッチと呼ばれる大きな虚血壊死周辺の領域を特定した。本研究では,周囲壊死ニッチの内外の腫瘍細胞の挙動を分析し,ニッチ外で増殖する静止幹様腫瘍細胞の再活性化に関与する分子を見出した。SLD5,PSF1,PSF2およびPSF3から成るKi-67およびGINS複合体の発現を,ヒト膠芽腫組織標本における免疫組織化学によって分析した。増殖アッセイ,免疫ブロッティングおよびsiRNA実験をグリア芽細胞腫細胞系を用いて行った。免疫組織化学的分析により,ニッチの内側および外側の腫瘍細胞の静止および増殖表現型が明らかになり,増殖は腫瘍細胞におけるGINS成分の発現と空間的に相関していた。ニッチの内側の組織微小環境を模倣するために,グリア芽細胞腫細胞を低酸素対正常酸素条件下または血清との対無しで培養した。腫瘍細胞の静止と増殖は,それぞれニッチの内側と外側の微小環境により可逆的に決定され,増殖活性はGINS成分の発現レベルと平行した。さらに,再酸素化または血清補充後の増殖の再活性化は,PSF1ノックダウンを伴う静止腫瘍細胞で抑制された。これらの知見は,周囲壊死ニッチの内側と外側の腫瘍細胞の静止と増殖の間のスイッチにおけるGINS複合体の必須の役割を示す。Copyright 2018 The Author(s) Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの化学・生化学・病理学  ,  神経系の腫よう 

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