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J-GLOBAL ID:201902215456307485   整理番号:19A2833447

生物学的半減期を延長するためのアルブミン融合コカイン加水分解酵素COST1(TV-1380)のリエンジニアリング【JST・京大機械翻訳】

Reengineering of Albumin-Fused Cocaine Hydrolase CocH1 (TV-1380) to Prolong Its Biological Half-Life
著者 (8件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 1-11  発行年: 2020年 
JST資料番号: W3977A  ISSN: 1550-7416  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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コカイン毒性または中毒の治療的治療は,大きな医学的課題である。コカイン毒性の治療のための有望な治療戦略として,生理学的/生物学的に不活性な代謝産物を産生する高効率のコカインヒドロラーゼ(COCH)を開発するために,コカインヒドロラーゼ-1(CocH1)として知られているヒトブチリルコリンエステラーゼ(BChE)の以前に設計したA199S/S287G/A328W/Y332G変異体はコカインに対して望ましく高い触媒活性を有する。アミノ酸#529後に切断したCoch1のC末端をヒト血清アルブミン(HSA)に融合し,生物学的半減期を延長した。文献でAlbu-Coch1,Albu-CocH,AlbuBChE,Albu-BChE,またはTV-13380として知られるC末端HSA融合Coch1(Coch1-HSA)は,好ましい前臨床および臨床プロファイルを示した。しかしながら,コカイン中毒治療のためのTV-1380の実際の治療価値は,まだ短い半減期によって制限されている。本研究では,HSAとCoch1ドメイン間のリンカーの有無にかかわらず,新しいタイプのHSA融合CocH1蛋白質,すなわちN末端HSA融合Coch1を設計し,試験した。コカインに対するこれらの新しい融合蛋白質の触媒活性は,TV-1380のそれと類似していることが示されている。しかしながら,HSA-CocH1(リンカーなし)は,ラットにおいて,対応するC末端HSA融合CocH1,すなわち,Coch1-HSA(t_1/2=5~8時間)と比較して,有意に長い生物学的半減期(t_1/2=14±2h)を有した。さらに,リンカーを有するN末端HSA融合CocH1蛋白質は,HSA-EAAAK-Coch1とHSA-PAPAP-Coch1の両方に対して,さらに生物学的半減期を延長し,HSA-(PAPAP)_2-Coch1に対してt_1/2=18±3hであった。これらのN末端HSA融合Coch1蛋白質は,コカイン中毒治療のためのより有望な蛋白質薬物候補として役立つ可能性がある。Copyright 2019 American Association of Pharmaceutical Scientists Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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酵素一般  ,  解毒薬  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究 
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