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J-GLOBAL ID：201902215670525745   整理番号：19A1949286

山岳域に隣接する沿岸都市における短期間対流降水の時空間パターンに対する都市の影響【JST・京大機械翻訳】

Urban impacts on the spatiotemporal pattern of short-duration convective precipitation in a coastal city adjacent to a mountain range

著者 (4件)： Kusaka Hiroyuki (Center for Computational Sciences, University of Tsukuba, Tsukuba, Japan) ,  Nishi Akifumi (Graduate School of Life and Environmental Sciences, University of Tsukuba, Tsukuba, Japan) ,  Mizunari Mayumi (Graduate School of Life and Environmental Sciences, University of Tsukuba, Tsukuba, Japan) ,  Yokoyama Hitoshi (Innovation Center for Meteorological Disaster Mitigation, National Research Institute for Earth Science and Disaster Resilience, Tsukuba, Japan)
資料名： Quarterly Journal of the Royal Meteorological Society  (Quarterly Journal of the Royal Meteorological Society)
巻： 145  号： 722  ページ： 2237-2254  発行年： 2019年 
JST資料番号： D0478A  ISSN： 0035-9009  CODEN： QJRMAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,気象研究と予報(WRF)モデルの修正版を用いて行った二次元理想化シミュレーションを用いて,山岳域に隣接する理想化沿岸都市における短期降水量に及ぼす都市の影響を調べた。本研究のユニークな側面は,243メンバーによるアンサンブルシミュレーションアプローチを,降水シミュレーションにおける非線形性から生じる不確実性を低減し,統計的有意性を評価するための感度実験と共に用いることである。実験の結果は,都市化が都市域の降水風下を増加させ,さらに内陸部でそれを減少させることを明らかにした。これらの異常は99%レベルで統計的に有意である。追加の感度実験は,降雨に及ぼす都市の影響が,山岳高さ,都市スケールおよび土壌水分にわずかに敏感であるが,粗さ長さには敏感でないことを示した。著者らの解析は,これらの降水変化が,都市化が海風前線を遅くし,さらに内陸の水分収束帯を移動させるので起こることを示す。水収支方程式と惑星境界層の日変化に関する線形理論を用いて追加解析を行った。結果は,海風と水分輸送の変化が,表面顕熱フラックスの増加に関連した都市域上の表面圧力の減少から生じることを示した。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 大気境界層 ,  降雨 ,  都市域 ,  *対流 ,  海風 ,  水分 ,  *降水 ,  *山岳 ,  *沿岸 ,  内陸 ,  降水量 ,  シミュレーション ,  都市化 ,  日変化 ,  *都市

著者キーワード (5件)： アンサンブルシミュレーション ,  海風 ,  都市ヒートアイランド ,  都市の降雨 ,  気象研究と予報(WRF)モデル

分類 (1件)： 局地循環,気流  (DC05090N)

タイトルに関連する用語 (7件)： 山岳 ,  沿岸 ,  都市 ,  短期間 ,  対流 ,  降水 ,  時空間