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J-GLOBAL ID:201902215873649611   整理番号:19A1940457

日本におけるHER2異常を有する肺癌の臨床的特徴と転帰を定義する前向きコホート研究(HER2-CS研究)【JST・京大機械翻訳】

A Prospective Cohort Study to Define the Clinical Features and Outcome of Lung Cancers Harboring HER2 Aberration in Japan (HER2-CS STUDY)
著者 (24件):
資料名:
巻: 156  号:ページ: 357-366  発行年: 2019年 
JST資料番号: D0800B  ISSN: 0012-3692  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒト上皮成長因子2(HER2)は,潜在的なドライバー癌遺伝子である。HER2標的化精密療法は非小細胞肺癌(NSCLC)で試験されているが,HER2陽性NSCLCの人口統計学的特徴は系統的に定義されていない。病理学的に確認されたステージIII/IVまたは再発性NSCLCの患者,東協力腫瘍グループの成績状態0~2は,前向きに登録された。HER2免疫組織化学(IHC)および蛍光in situハイブリダイゼーション(FISH)分析を,患者をスクリーニングするために施行した。HER2突然変異を,直接遺伝子配列決定を用いて同定した。本研究の目的は,HER2陽性NSCLCの頻度,特徴および結果を明らかにすることであった。HER2は,腫瘍がIHC3+,IHC2+/FISH+,またはエクソン20挿入突然変異を有するかどうかを陽性として定義された。スクリーニングされた1,126の腫瘍のうち,34(3.0%)はIHC3+であり,34(3.0%)はIHC2+/FISH+であった。724の上皮成長因子受容体野生型腫瘍の中で,21(2.9%)はA775-G776insYVMA(n=15)を含むHER2変異体腫瘍であった。興味深いことに,IHC3+腫瘍と変異腫瘍は完全に排他的であった。女性患者はより頻繁にHER2変異腫瘍を有していたが,IHC3+およびIHC2+/FISH+腫瘍の両方が男性被験者および喫煙者においてより頻繁に検出された。HER2-異常腫瘍を有する患者は,HER2過剰発現およびHER2-変異体腫瘍を有する患者において,HER2標的療法(n=15[26%])および低反応率0%および14%を受けた低い割合のため,上皮成長因子受容体陽性および未分化リンパ腫キナーゼ陽性腫瘍よりも有意に悪い予後を有していた。この前向き大規模コホート研究は,HER2陽性進行肺腫瘍を有する患者の頻度と臨床的人口統計学的特徴を詳細に示し,HER2陽性NSCLCに対する将来の薬物開発のための重要な歴史的データを提供する。将来の治療戦略は,HER2収差のタイプに従って層別化される。UMIN登録No.000017003;URLはhttps://upload.umin.ac.jp/cgi-open-bin/ctr_e/ctr_view.cgi?recptno=R000019691である。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系の疾患 

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