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J-GLOBAL ID：201902216216586127   整理番号：19A2842172

二次元ベクトル場のためのl₂ノルム固定小数点演算-等方性全変動と複素絶対値-

著者 (3件)： 児玉侑也 (新潟大 工) ,  村松正吾 (新潟大 工) ,  山田寛喜 (新潟大 工)
資料名： 信号処理シンポジウム講演論文集(CD-ROM)  (信号処理シンポジウム(CD-ROM))
巻： 34th  ページ： ROMBUNNO.A2-1  発行年： 2019年 
JST資料番号： F1687A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では二次元ベクトルのl₂ノルムを算出する固定小数点演算を用いた高精度かつ高速な近似手法を提案する.画像復元を行う際,二次元ベクトルのl₂ノルムの算出がしばしば利用される.例えば,等方性全変動正則化や複素l₁ノルム正則化による画像復元がある.組込み用途では省資源実装や高速化の観点から非線形関数や変数乗算(自乗)を避けたい.しかしながら,l₂ノルムの算出には平方根と自乗計算が必要となる.組込み実装のためにはこれら演算の高精度かつ高速な近似が課題となる.そこで本研究では,下に凸な回転四角錘の上限が下に凸な円錐となることを利用し,二次元ベクトルのl₂ノルムを算出する新たな固定小数点演算法を提案する.提案法は,簡便な加減算,実数絶対値,定数乗算のみで実現できる.提案法の有効性を確認するため,画像復元シミュレーションとSW/HW(ソフトウェア/ハードウェア)協調実装の評価を行う.(著者抄録)

シソーラス用語： 二次元 ,  ベクトル場 ,  *ベクトル空間 ,  *固定小数点演算 ,  等方性 ,  変動 ,  複素数 ,  絶対値 ,  *画像復元 ,  計算機シミュレーション ,  実装 ,  ソフトウェア設計 ,  解析モデル ,  ハードウェア実装 ,  近似モデル ,  近似計算 ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： *L2ノルム ,  全変動

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

タイトルに関連する用語 (6件)： ベクトル場 ,  L2ノルム ,  固定小数点演算 ,  等方性 ,  全変動 ,  絶対値