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J-GLOBAL ID:201902216368168935   整理番号:19A1073497

エステル官能化ピリジニウムイオン液体に基づくカチオン性殺生物剤の生態毒性の低減と生分解性の改善【JST・京大機械翻訳】

Reduced ecotoxicity and improved biodegradability of cationic biocides based on ester-functionalized pyridinium ionic liquids
著者 (10件):
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巻: 26  号:ページ: 4878-4889  発行年: 2019年 
JST資料番号: W4325A  ISSN: 0944-1344  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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エステル官能化ピリジニウムイオン液体(IL),塩化1-デシルオキシカルボニルメチルピリジニウム(PyrC00C_10-Cl),および1-ドデシルオキシカルボニルメチルピリジニウムクロリド(PyrC00C_12-Cl)を合成し,それらの環境毒性を研究した。単純な長鎖ピリジニウムIL,塩化1-ドデシルピリジニウム(PyrC_12-Cl),および市販消毒剤セチルピリジニウムクロリド(CPC)を参照化合物として用いた。エステル官能化ILとCPCの両方は,PyrC_12-Clと比較して有意に減少した抗菌活性を示した。しかし,エステル官能化ILはCandida albicans菌類株に対して優れた抗真菌活性を有し,PyrC_12-Clに類似し,CPCよりもはるかに高いことが分かった。既知の抗真菌標的N-ミリストイル(Nmt)C.albicansの活性部位におけるILの分子ドッキングを行った。得られた結果は,NmtポケットへのIL結合の可能性を示した。特にPyrC00C_10-Clに対する錯体の高い安定性は,水素結合,静電アニオン-π相互作用,および疎水性π-アルキルおよびアルキル相互作用によって確実にされ,計算した結合エネルギー値によって確認された。D.rerio(ゼブラフィッシュ)水生生物に対するエステル官能化ILの急性毒性研究は,PyrC_12-ClおよびCPCと比較して劇的に減少した生態毒性を示した。その結果,PyrC00C_10-ClおよびPyrC00C_12-Clに対して,それぞれ,15.2mg/Lおよび16.8mg/LのLD_50値が得られ,一方,CPCには,0.018mg/LのLD_50値があった。ILの一次生物分解試験CEC L-33-A93は,単純な長鎖ILと比較してエステル官能化化合物の改善された生分解性を示した。得られた結果に基づいて,PyrC00C_10-Clは,ソフトな抗菌活性と減少した生態毒性の組合せにより,また生分解性の改善により,非常に有望なカチオン性殺生物剤として考えられる可能性がある。Copyright 2018 Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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その他の汚染原因物質  ,  植物に対する影響  ,  動物に対する影響  ,  農薬  ,  食品の汚染 

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