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J-GLOBAL ID:201902217157750800   整理番号:19A0327640

ヒトアポリポ蛋白質EのN末端グリコサミノグリカン結合領域に基づく新規両親媒性細胞透過ペプチド【JST・京大機械翻訳】

A novel amphipathic cell-penetrating peptide based on the N-terminal glycosaminoglycan binding region of human apolipoprotein E
著者 (12件):
資料名:
巻: 1861  号:ページ: 541-549  発行年: 2019年 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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直接細胞膜貫通において,アルギニンに富む細胞透過性ペプチドは疎水性脂質膜を通して細胞に侵入すると考えられている。細胞透過能に及ぼすアルギニンに富むペプチドの両親媒性特性の影響を調べるために,ヒトアポリポ蛋白質のN末端α-ヘリックス束におけるグリコサミノグリカン結合領域に基づいて,A2-17とその誘導体A2-17KRを設計し,A2-17変異体は高親和性でヘパリンに結合する強い能力を有することを示した。円偏光二色性とトリプトファン蛍光測定は,A2-17変異体がランダムコイルから両親媒性α-ヘリックスへの構造変化を伴う脂質ベシクルに結合し,疎水性膜内部に挿入されることを示した。フローサイトメトリー分析と共焦点レーザ走査顕微鏡法は,低ペプチド濃度(2μM以下)で培養した時,CHO-K1細胞へのA2-17変異体の大きな細胞浸透効率を示し,α-ヘリックス形成による増加した両親媒性がアルギニンに富むペプチドの細胞膜浸透能を増強することを示唆した。興味深いことに,A2-17KRは脂質膜への類似の結合親和性にもかかわらず,A2-17と比較して細胞膜浸透の効率が低かった。高いペプチド濃度(典型的に>10μM)は通常,アルギニンに富むペプチドの効率的な細胞浸透に必要であるため,A2-17は低ペプチド濃度でも効率的な細胞浸透能を示すユニークな両親媒性細胞透過性ペプチドである。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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細胞膜の輸送  ,  生理活性ペプチド 
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