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J-GLOBAL ID：201902217202295903   整理番号：19A0962028

ナノテクノロジーの探索 カーボンナノチューブのバンド構造と化学反応

著者 (1件)： 前田優 (東京学芸大 教育)
資料名： ケミカルエンジニヤリング  (Chemical Engineering (Tokyo))
巻： 64  号： 5  ページ： 310-318  発行年： 2019年05月01日 
JST資料番号： F0134A  ISSN： 0387-1037  CODEN： CMNGA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・化学修飾の及ぼす単層カーボンナノチューブ(SMNT)のバンド構造の影響およびSWNTのケイ素化などの化学反応の紹介。
・付加基の立体障害を活用した化学修飾率を制御したSWNTおよびアルキルリチウムによるアルキル化SWNT還元種の生成と続くハロゲン化アルキル化反応による2つの異なる付加基のワンポット導入。
・電子特性選択的な化学修飾法の活用による化学修飾を利用したSWNTのバンド構造の制御方法および化学修飾を用いる金属型SWNTのπ電子系の損傷による絶縁体の生成と半導体型SWNTの特性の顕在化。
・炭素π電子共役系に及ぼす有機ケイ素官能基のSWNTへの導入による効果的な電子的特性の制御および化学修飾による局所的なバンド構造の制御。
・溶解性の制御,局所的なバンド構造の制御など化学修飾の役割が大きいSWNTの特性制御。

シソーラス用語： *単層カーボンナノチューブ ,  *化学修飾 ,  バンド構造 ,  ワンポット合成 ,  アルキル化 ,  ハロゲン化 ,  有機ケイ素化合物 ,  π電子 ,  半導体

分類 (1件)： 炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (5件)： ナノテクノロジー ,  探索 ,  カーボンナノチューブ ,  バンド構造 ,  化学反応