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J-GLOBAL ID:201902218060315025   整理番号:19A1696569

平成27年9月関東・東北豪雨における鬼怒川上流ダムによる洪水調節効果の分析

ANALYSIS OF THE FLOOD CONTROL EFFECT BY DAMS OF KINUGAWA RIVER IN 2015.09 KANTO-TOHOKU HEAVY RAINFALL
著者 (6件):
資料名:
巻: 74  号:ページ: I_1507-I_1512(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: U0103B  ISSN: 2185-467X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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降雨流出から洪水氾濫までを一体的に解析することによって,氾濫の影響を見込んだ河道流量の推定や,流域内各地の洪水氾濫の減少をモデルで再現できる.また,同様のモデルにダム操作の影響を反映させることで,ダムによる洪水調節が河川水位や氾濫に及ぼす影響を定量的に評価できるようになる.本研究は,降雨流出氾濫モデル(RRIモデル)に組み込むためのダムプログラムを開発した上で,平成27年9月関東・東北豪雨時の鬼怒川におけるダムの洪水調節効果を分析した.上流ダム群がなかった場合などのシナリオ計算を行い,ダム群の効果を定量化した.その結果,河道のピーク水位が約1m減少し,床上浸水区域が約20%減少したことから,鬼怒川上流のダム群の洪水調節効果を確認できた.(著者抄録)
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著者キーワード (4件):
分類 (2件):
分類
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ダム一般  ,  洪水対策 
引用文献 (8件):
  • 1) 佐山敬洋,岩見洋一:降雨流出氾濫(RRI)モデルの開発と応用, 土木技術資料 56-6, pp1-4, 2014.
  • 2) 恒藤博文,近者敦彦,中村要介,佐山敬洋,三宅慎太郎:中山間地におけるRRIモデルを活用した河道改修効果とリアルタイム氾濫予測への期待,水文・水資源学会 2017年度研究発表会要旨集,pp. 38-39,2017.
  • 3) 阿部紫織,中村要介,若月泰孝,佐山敬洋:RRIモデルを適用した鬼怒川・小貝川における水位・流量・浸水域の気候変化影響評価,水文・水資源学会 2017年度研究発表会要旨集,pp. 124-125,2017
  • 4) 佐山敬洋・立川康人・寶馨・市川温 : 広域分布型流出予測システムの開発とダム群治水効果の評価, 土木学会論文集, No. 803 / II-73, pp. 13-27, 2005.
  • 5) RRI Modelダウンロードサイト:土木研究所水災害・リスクマネジメント国際センターホームページ,http://www.icharm.pwri.go.jp/research/rri/rri_contract_j.html,,バージョン1.4. 2.3,2017/9/15 現在.
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