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J-GLOBAL ID:201902218213021687   整理番号:19A0714745

切除不能局所進行膵臓癌に対する腫瘍溶解性ウイルスHF10のEUS誘導腫瘍内注射の第I相臨床試験【JST・京大機械翻訳】

A Phase I clinical trial of EUS-guided intratumoral injection of the oncolytic virus, HF10 for unresectable locally advanced pancreatic cancer
著者 (12件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 596  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7305A  ISSN: 1471-2407  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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すい癌の予後は5年生存率が7%と低い。いくつかの新しい化学療法治療は有望な結果を示しているが,すべての患者は最終的に進行し,反応率と全生存率(OS)を改善するために新しい化学療法を開発する必要がある。HF10は単純ヘルペスウイルス-1から誘導される自然に変異した腫瘍溶解性ウイルスであり,正常組織を損傷することなく悪性腫瘍に対して強い抗腫瘍作用を示す可能性がある。エルロチニブとゲムシタビン投与を併用した内視鏡的超音波(EUS)ガイド下での切除不能局所進行膵臓癌へのHF10の直接注入の相I用量増加試験における安全性と抗腫瘍効果を評価することを目的とした。中期結果は以前に報告されており,ここでは著者らの研究の最終結果を報告する。これは単一アーム,オープンラベルフェーズI試行であった。HF10を2週間毎に1回注入し,用量制限毒性(DLT)が現れる限り,全体で4回まで継続した。本試験において,用量上昇を伴う3つのコホートにおける合計9人の被験者を登録した。一次エンドポイントは安全性評価であり,二次エンドポイントは有効性評価であった。12名の患者がこの臨床試験に登録され,10名の被験者がこの治療を受けた。5名の患者はグレードIII骨髄抑制を示し,2名の患者は重篤な有害事象(AE)(十二指腸の穿孔,肝機能不全)を発症した。しかし,これらのイベントの全ては,HF10と無関係なAEと判断された。腫瘍反応は,3つの部分反応(PR),4つの安定した疾患(SD),および2つの進行性疾患(PD)で,治療を完了した9人の被験者のうちの2つの進行性疾患(PD)であった。標的病変反応は,3つのPRsと6つのSDであった。平均進行自由生存(PFS)は6.3か月であったが,中央値OSは15.5か月であった。Cohort1と2からの2人の被験者はダウンステージを示し,最終的に外科的完全寛解(CR)を達成した。エルロチニブおよびゲムシタビンと併用したEUSガイド下のHF10直接注入は,局所進行すい癌に対する安全な治療であった。HF10と化学療法の併用療法は,大きな前向き研究においてさらに探究されなければならない。試験登録:本研究は2013年3月4日にUMIN-CTR(UMIN000010150)で前向きに登録された。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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腫ようの薬物療法  ,  消化器の腫よう 
引用文献 (38件):
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