ブラシレス直接駆動DCモータを用いた電磁ダンパ

MATSUOKA Taichi

文献

J-GLOBAL ID：201902218932387315 整理番号：19A0108112

ブラシレス直接駆動DCモータを用いた電磁ダンパ

Electromagnetic damper using brushless direct drive DC motor

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著者 (1件)：
資料名：
巻： 5 号： 6 ページ： 18-00307(J-STAGE) 発行年： 2018年
JST資料番号： U0484A ISSN： 2187-9745 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：英語 (EN)

比較的コンパクトで機械的損失の少ないセミアクティブ型ダンパを製作するために,ブラシレス直接駆動DCモータを用いた電磁ダンパを開発した。ダンパはボールねじ機構と発電機として作用するブラシレス直接駆動DCモータから構成される。モータは,回転子と3相固定子から構成され,ネジシャフトの先端に設置される。回転子と固定子の間に接触のないことは利点である。線形運動をボールねじ機構により回転運動に変換すると,回転子は回転し,電気駆動力は電磁誘導により発生する。各相の減衰効果は,コイルの各端子に接続された電気抵抗による運動エネルギー散逸によって引き起こされる。本研究では,試験用ダンパを製作し,抵抗力と立ち上がり時間の理論を紹介した。性能試験を行い,2つの巻線構成に対するダンパの理論と動的特性を確認し,実験結果を理論結果と比較した。減衰効果は大きく発生し,滑らかであるが,高周波数範囲で飽和し,SSRにより急速に切り替わった。ダンパをより効率的,コンパクト,高感度にすることができる。最後に,ダンパの理論と動的特性を確認した。(翻訳著者抄録)

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著者キーワード (6件)： , , , , ,

電気式制御機器 , 電子回路一般 , 機械的性質 , ロボットの運動・制御 , 電力工学・電力事業一般 , 発電一般 , 電磁機器

引用文献 (14件)：

Balarama, V. M. and Rassem, R. H., Active vehicle suspension with brushless dynamoelectric actuator, US Patent No. 5091679A (1992).
Chiba, T. and Kobayashi, H., A study on damping characteristics of mechanical snubber, The thermal and nuclear power, Vol. 35, No. 3 (1984), pp. 265-273 (in Japanese).
Gieras, J. F. and Wing, M., Permanent Magnet Motor Technology, Marcel Dekker Inc. (2002), ISBN0-8247 -0739-7.
Kawamoto, Y., Suda, Y., Inoue, H. and Kondo, T., Modeling of electromagnetic damper for automobile suspension, Journal of System Design and Dynamics, Vol. 1, No. 3 (2007), pp. 524-535.
Li, Z., Zuo, L., Luhrs, G., Lin, L. and Qin, Y., Electromagnetic energy-harvesting shock absorbers: Design, modeling, and road tests, IEEE Transactions on Vehicular Technology, Vol. 62, No. 3 (2013), pp. 1065-1074.

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