文献
J-GLOBAL ID:201902219251204541   整理番号:19A2811124

地形・地質・物理探査データに基づく2018年大阪府北部の地震の震源域周辺の活構造の再検討

Reevaluation of Active Geologic Structures in the Epicentral Area of the 2018 Northern Osaka Prefecture Earthquake Based on Geomorphological, Geological and Geophysical Exploration Data
著者 (2件):
資料名:
巻: 72  号: Nov  ページ: 57-67  発行年: 2019年11月10日 
JST資料番号: G0931A  ISSN: 0037-1114  CODEN: JISHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
2018年の大阪府北部地震(Mj6.1)は,右横ずれ断層と逆断層の破壊によって引き起こされた。地震は大きさは中程度であったが,人口密度の高い大阪大都市域の北東部に深刻な被害を引き起こした。震央地域は東向き走向移動断層と北向き逆断層の接合部に位置している。地震の地質環境をより良く理解するために,地形・地質データと共に公表された地震反射断面と重力基盤構造図の統合解析を行った。有馬-高槻構造線断層帯が,地形学的に地表で追跡できるよりもさらに東に約9km広がっていると解釈した。また,枚方撓曲が,南東に傾斜する逆断層として淀川の下で北東に広がることを見出した。有馬-高槻構造線断層帯と枚方撓曲の北東延長に囲まれた地域は,淀川地溝と呼ばれている北東方向の地溝であることを示している。2018の地震は地溝の下で発生したが,破壊した断層は重力基盤には影響を及ぼさなかった。以前に知られていない活断層の同定には,大阪平野の高度に都市化された地域における断層の更なる地質学的・地球物理学的研究が必要である。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
地質構造・テクトニクス  ,  地震探査 

前のページに戻る