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J-GLOBAL ID:201902219279465235   整理番号:19A1998220

種々のMg-Fe系複合酸化物を用いた希薄水溶液中のホウ素およびヒ素の除去

Removal of Borate and Arsenite in Dilute Aqueous Solution with Various Mg-Fe Composite Oxides
著者 (5件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 29-35(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: F0195A  ISSN: 1348-6012  CODEN: KSKABH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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種々の混合比を持ったMg-Fe複合酸化物を種々の焼成温度で合成し,それらをアニオン除去剤として用いた。Mg-Fe複合酸化物の結晶構造と比表面積を評価した。得られたMg-Fe複合酸化物を用いて,希薄水溶液(初期濃度:20mg/dm3)からのBおよびAs(III)の除去試験を行った。それらを効率的に除去するための支配的因子について考察した。化学組成と焼成温度に対応して,種々の比表面積と異なる結晶構造を有するMg-Fe複合酸化物を得た。混合比が,Mg:Fe=1:1,2:1および3:1の時,主に焼成前の前駆体としてMg-Fe型LDHが形成される。400°CでMg-Fe型LDHを焼成する事により非晶質複合酸化物を得た。Mg-Fe複合酸化物の比表面積は,ほぼ,Feの混合比の増加と共に増加した。一方,焼成温度が600°C以上に増加すると,比表面積は減少する傾向がある。希薄水溶液からのBの除去メカニズムについては,1)除去操作中,Mg-Fe複合酸化物の水和により,粒子表面上にMg(OH)2が生成される,および,2)Mg-Fe複合酸化物の部分水和によるLDH構造の再生が支配的である,と考えられる。また,1)MgO粒子表面の水和,2)部分水和によるLDH構造の再生,3)Feに起因するAs(III)との親和性,4)高い比表面積が,As(III)除去に有効であることが分かった。(翻訳著者抄録)
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著者キーワード (8件):
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下水,廃水の化学的処理 
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