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J-GLOBAL ID：201902219952431068   整理番号：19A2295844

ピラジン骨格を有するニッケルジチオレン錯体に基づくプロトン-Electron-移動系の合理的設計【JST・京大機械翻訳】

Rational Design of Proton-Electron-Transfer System Based on Nickel Dithiolene Complexes with Pyrazine Skeletons

著者 (5件)： Kimura Yojiro (Division of Chemistry, Graduate School of Science, Kyoto University, Kyoto, Japan) ,  Hayashi Mikihiro (Division of Chemistry, Graduate School of Science, Kyoto University, Kyoto, Japan) ,  Hayashi Mikihiro (Faculty of Education, Nagasaki University, Japan) ,  Yoshida Yukihiro (Division of Chemistry, Graduate School of Science, Kyoto University, Kyoto, Japan) ,  Kitagawa Hiroshi (Division of Chemistry, Graduate School of Science, Kyoto University, Kyoto, Japan)
資料名： Inorganic Chemistry  (Inorganic Chemistry)
巻： 58  号： 6  ページ： 3875-3880  発行年： 2019年 
JST資料番号： C0566A  ISSN： 0020-1669  CODEN： INOCAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： プロトン-電子移動(PET)状態を有する中性ラジカル分子における安定性とプロトン-電子結合に及ぼす化学修飾の影響を理解するために,著者らは実験的および理論的方法を用いてシアノ置換ピラジン骨格を有するニッケルジチオレン錯体を研究した。吸収分光法およびサイクリックボルタンメトリー測定から構築したPourbaix図は,錯体のPET状態が非置換錯体のそれと比較して著しく安定であることを強く示唆した。理論計算は,電子吸引基の導入が主に分子中のより大きな非局在化電子分布のためにPET状態の安定化をもたらすことを予測した。理論計算の支持による結晶学的研究は,プロトンと電子間の結合の程度が置換基のHamettσ値に依存して変化することを明らかにした;非置換錯体の電子状態は主に空間的に閉じ込められたπ電子系のためにプロトン化状態に最も敏感であるように見える。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： プロトン化 ,  電子移動 ,  *錯体 ,  電子状態 ,  *陽子 ,  π電子 ,  *ニッケル ,  *ジチオレン錯体 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  吸光分光分析 ,  窒素複素環化合物
準シソーラス用語： 置換基 ,  電子分布 ,  非局在化 ,  理論計算 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  (BK09030X) ,  コバルトとニッケルの錯体  (CE01092Y) ,  鉄族元素の錯体の結晶構造  (BK09040I) ,  白金族元素の錯体  (CE01100E)

物質索引 (1件)： ピラジン

タイトルに関連する用語 (6件)： ピラジン ,  骨格 ,  ニッケル ,  ジチオレン錯体 ,  プロトン ,  設計