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J-GLOBAL ID:201902220931510821   整理番号:19A1636065

好中球特異的顆粒欠損患者由来のC/EBPεδRSはHDAC1と相互作用し,その機能障害はトリコスタチンAにより回復する【JST・京大機械翻訳】

C/EBPε ΔRS derived from a neutrophil-specific granule deficiency patient interacts with HDAC1 and its dysfunction is restored by trichostatin A
著者 (8件):
資料名:
巻: 516  号:ページ: 293-299  発行年: 2019年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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CCAAT/エンハンサー結合蛋白質エプシロン(C/EBPε),Myeloid特異的転写因子,は顆粒形成において重要な役割を果たしている。この蛋白質における機能喪失突然変異は好中球特異的顆粒欠損(SGD)として知られる好中球及び好酸球の異常な発生をもたらす可能性がある。C/EBPεの転写活性は,アセチル化を含む他の転写因子および/または翻訳後修飾との相互作用により調節される。以前に,2つのアミノ酸,アルギニン(R247)およびセリン(S248)に対するホモ接合変異を有する新規SGD患者を報告した。これらはC/EBPε(ΔRS)の塩基性ロイシンジッパードメインで削除され,異常な蛋白質-蛋白質相互作用を伴う転写活性の消失を示した。本研究において,R247(ΔR)またはS248(ΔS)のどちらかの単一アミノ酸欠失はC/EBPε転写活性の消失に十分であるが,C/EBPε(SA)におけるS248からアラニンへのアミノ酸置換は野生型C/EBPε(WT)と同等の転写活性を有することを見出した。リジン残基(K121及びK198)におけるアセチル化はC/EBPε転写活性に必須であるが,ΔRS(ΔRS-K121/198Q)のアセチル化模倣型は転写活性を示さなかった。興味あることに,ΔRS,ΔR,ΔSおよびΔRS-K121/198Qはヒストンデアセチラーゼ1(HDAC1)と相互作用するが,WTおよびSAは相互作用しないことを見出した。さらに,ΔRS,ΔR,及びΔSのプロテオグリカン2/好酸球の主要な塩基性蛋白質誘導活性はHDAC阻害剤,トリコスタチンA(TSA)により回復し,ΔRSとGata1間の蛋白質-蛋白質相互作用もTSA処理により回復した。まとめると,TSAはΔRSの転写活性を回復させる可能性があり,HDAC1の阻害がΔRSによるSGDの分子標的化処理であることを示した。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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遺伝子発現 

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