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J-GLOBAL ID:201902222111684293   整理番号:19A0546553

大学生の消費者市民としての食行動に関する一考察-食の持続可能性と食文化継承の視点から-

A Study on Dietary Behavior of University Students as Consumer Citizen: From the Viewpoint of Sustainability of Food and Inheritance of Food Culture
著者 (2件):
資料名:
巻: 67  ページ: 77-86  発行年: 2019年02月28日 
JST資料番号: L0138B  ISSN: 2432-9630  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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消費者市民教育では,社会のあり方と関わる食の持続可能性や食文化の継承を自覚できる消費者を育成することが求められている。そこで本稿では,大学生の食生活の実態及び子どもの頃の食生活環境が現在の食行動にどのように影響しているのかを明らかにし,食の持続可能性や食文化継承を担う消費者市民を育むカリキュラム開発の一助とすることを目的とした。2014年10月,大学生230名を対象に,現在の食生活,幼少期の食環境,将来の食生活,親の食生活に対する意識と行動に関する質問紙調査を行った。その結果,自宅外生,自宅生における一日の食事の回数や料理を作る頻度に差が見られた。また親が料理好きで,料理を教えてもらった大学生は,食への関心が高く,食品表示をよく見るなど,親の食態度との関連がみられた。大学生の消費者市民としての食行動は,親の食行動の影響を受けることが明らかとなり,次世代の子どもの食行動にも影響を与えることが示唆された。(著者抄録)

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