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J-GLOBAL ID:201902222160727458   整理番号:19A2819144

in vivoイメージング分析を用いた狂犬病ウイルスに対するファビピラビルの有効性の再評価【JST・京大機械翻訳】

Reevaluation of the efficacy of favipiravir against rabies virus using in vivo imaging analysis
著者 (11件):
資料名:
巻: 172  ページ: Null  発行年: 2019年 
JST資料番号: D0654B  ISSN: 0166-3542  CODEN: ARSRDR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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狂犬病ウイルス(RABV)は,症状の発症後に依然として残っている約100%の症例死亡率を有する脳炎の高い神経向性ウイルスおよび原因病原体である。RNAウイルスに対する広域スペクトル抗ウイルス薬,ファビピラビル(T-705)は,in vitroでRABVに対し効果的であるが,in vivoでは効果がないことが示されている。著者らは,RABVが末梢組織/神経に複製すると,ウイルス神経侵入後ではなく,感染マウスにおいてファビピラビルが効果的であると仮定した。本研究では,in vivo生物発光イメージングを用いてこの点を明らかにすることを試みた。著者らは,赤色ホタルルシフェラーゼ(1088/RFLuc)を発現する野外分離株1088から組換えRABVを発生させた。これにより,同じマウスにおける接種部位における一次複製の半定量的検出およびモニタリング,および中枢神経系(CNS)におけるウイルス伝播を可能にした。生物発光イメージングにより,RABVの筋肉内接種後1時間でのファビピラビル(300mg/kg/日)処理は,接種部位でのウイルス複製とCNSでのその後の複製を効率的に抑制することを明らかにした。しかし,CNSにおけるウイルス複製は接種後2日目に処理した場合には阻害されなかった。また,投与開始2日後においても,高用量(600または900mg/kg/日)のファビピラビルはCNSにおけるウイルス複製を抑制できることがわかった。これらの結果は,著者らの仮説を支持し,CNSへの高度に効果的なドラッグデリバリーシステムおよび/またはその活性型へのファビピラビル変換の増強が,狂犬病のファビピラビル治療を改善するために必要であることを示唆する。さらに,本研究で確立した生物発光イメージングシステムは症候性狂犬病の治療の開発を容易にするであろう。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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抗ウイルス薬の基礎研究 
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