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J-GLOBAL ID：201902222258779673   整理番号：19A2858987

有機溶媒を含む水ミストの消火効率【JST・京大機械翻訳】

Fire suppression efficiency of water mists containing organic solvents

著者 (3件)： Koshiba Yusuke (Department of Materials Science and Chemical Engineering, Faculty of Engineering, Yokohama National University, 79-5 Tokiwadai, Hodogaya-ku, Yokohama 240-8501, Japan) ,  Yamamoto Yohei (Graduate School of Environmental and Information Sciences, Yokohama National University, 79-7 Tokiwadai, Hodogaya-ku, Yokohama 240-8501, Japan) ,  Ohtani Hideo (Department of Safety Management, Faculty of Environmental and Information Sciences, Yokohama National University, 79-7 Tokiwadai, Hodogaya-ku, Yokohama 240-8501, Japan)
資料名： Journal of Loss Prevention in the Process Industries  (Journal of Loss Prevention in the Process Industries)
巻： 62  ページ： Null  発行年： 2019年 
JST資料番号： T0434A  ISSN： 0950-4230  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,種々の有機溶媒-エタノール,1-プロパノール,テトラヒドロフラン,酢酸メチル,および1,2-ジメチルオキシエタンを含む水ミストの燃焼抑制能力を研究し,水との最小沸点共沸混合物を形成した。溶媒を含む水ミストの抑制効率に影響する重要な因子を,蒸発速度,引火点,消火時間,噴霧特性(液滴径分布,噴霧質量流束密度,液滴速度)を測定することにより明らかにした。抑制試験は,(i)ヘプタンプール火災が,1.0~20.0vol%の溶媒濃度で,エタノールと1-プロパノールの水溶液によって消火できるが,他の3つの溶媒では一貫して消火されず,(ii)水性エタノールと1-プロパノールの消火時間(高燃焼性にもかかわらず,従来の消火剤)より著しく短いことを示した。段階的回帰分析において,エタノールと1-プロパノールを含む水ミストの火災抑制能力は,噴霧フラックス密度,噴霧速度,引火点と正の相関があり,消火時間の推定を可能にした。相関解析により,より速い蒸発速度が,火災抑制能力を改善することを実証した。結果は,エタノールと1-プロパノールが消火水ミストへの効果的な添加剤であることを確認した。本研究の知見は,新しい水ミスト火災抑制剤の開発への有用な洞察を提供し,産業における火災関連の死亡率と経済的損失の低減に大きな寄与を可能にする。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 水溶液 ,  共沸混合物 ,  死亡率 ,  噴霧 ,  引火点 ,  蒸発速度 ,  回帰分析 ,  消防 ,  *消火 ,  *有機溶媒 ,  液滴径分布 ,  沸点 ,  火災 ,  消火剤 ,  抑制剤

著者キーワード (6件)： 火災抑制 ,  有機溶媒を含む水ミスト ,  消火剤 ,  消防 ,  水への添加剤 ,  消火時間

分類 (1件)： 火災  (RA02020B)

タイトルに関連する用語 (3件)： 有機溶媒 ,  水ミスト ,  消火