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J-GLOBAL ID:201902222277575517   整理番号:19A0868112

タイ中央部における野生の長尾マカクからのEntamoeba nuttalli分離株の遺伝子型と地理的分布の間の相関【JST・京大機械翻訳】

Correlation between genotypes and geographic distribution of Entamoeba nuttalli isolates from wild long-tailed macaques in Central Thailand
著者 (9件):
資料名:
巻: 70  ページ: 114-122  発行年: 2019年 
JST資料番号: A1228A  ISSN: 1567-1348  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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非ヒト霊長類で見出されたEntamoeba nuttalliは,Entamoeba histolyticaに対する系統発生的に最も近縁な種であり,潜在的に病原性である。しかしながら,E.nuttalliによる野生の長尾マカク(Macaca fascicularis)の感染は見られなかった。本研究において,タイ国の6つの省における7つの場所において,野生の長い尾のマカクにおけるEntamoeba感染症の罹患率を調べた。214の糞便試料におけるE.nuttalliに対する陽性率はPCRを用いて43.9%であったが,E.histolyticaまたはEntamoeba disparによる感染は見られず,長い尾のマカクがE.nuttalliの自然宿主の1つであることを示した。24のE.nuttalli分離株を首尾よく培養し,それらのうちの4つを無菌化した。長い尾のマカクからのE.nuttalliの18SリボソームRNA遺伝子の配列は,野生のマカクの他の種からのE.nuttalli分離株のそれらと異なっていた。セリンに富む蛋白質遺伝子における11種類の配列を24分離株において同定し,これらはタイにおける各位置に特異的であった。6つのtRNA結合短縦列反復遺伝子座の分析により,これらの分離株を14のタイプに分割し,各タイプも位置特異的であった。系統発生分析は寄生虫の遺伝子型と宿主マカクの地理的分布の間の相関を明らかにした。遺伝的距離と地理的距離はMantel試験において有意に相関し,r値はtRNA結合短縦列反復遺伝子座に基づき0.888,セリンに富む蛋白質遺伝子に基づいて0.815であった。これらの結果は,寄生虫の遺伝的多様性と共進化が宿主マカクの分散とコロニー形成の間に起こり,寄生虫の遺伝子型分析が宿主の地理的局在化の同定を可能にすることを示唆する。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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感染症・寄生虫症一般  ,  ウイルス感染の生理と病原性  ,  分子遺伝学一般 

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