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J-GLOBAL ID:201902223442335980   整理番号:19A1303733

Mitsuaria sp.TWR114と非病原性Ralstonia sp.TCR112の併用によるトマト青枯病の生物的防除の強化

Enhanced biocontrol of tomato bacterial wilt using the combined application of Mitsuaria sp. TWR114 and nonpathogenic Ralstonia sp. TCR112
著者 (5件):
資料名:
巻: 85  号:ページ: 142-154  発行年: 2019年03月 
JST資料番号: L3961A  ISSN: 1345-2630  CODEN: NSBGAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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著者らは以前に,Ralstonia pseudossolanacearumによって引き起こされるトマト青枯病抑制のための潜在的生物的防除剤として,Mitsuaria sp. TWR114および非病原性Ralstonia sp. TCR112を同定した。商業的生物防除製品は,その性能を最大化する実用的な費用対効果の高い応用法が必要なため,著者らは,TWR114とTCR112の組合せ適用が青枯病の生物的防除を強化するかどうかを調べた。ポット試験において,TWR114+TCR112処理の調べたすべての接種比(すなわち,1:1,1:2および2:1)において,接種後28日(dpi)であっても,青枯病の発生率が顕著に抑制されたが(13~47%萎凋病発生),個々の分離株で処理した植物の60%は10~12dpi以内に青枯病を発生した。根圏と地上部における病原体個体群は,個々の処理をしたものと比較して,TWR114+TCR112処理の後,かなり減少した。さらに,TWR114+TCR112処理植物の地上部における病原体個体群は,28dpiにより検出不能レベルに減少した。病原体による接種後,いくつかのトマト防御関連遺伝子の発現は,個々の分離株で処理したものよりTWR114+TCR112処理植物において高かった。全体として,本結果は,TWR114とTCR112を併用した使うことで相乗的抑制効果が示され,より強力な防御プライミングが生物的防除の改善に寄与することを示した。両方の分離株の組合せは,将来のトマト青枯病制御の非常に有望な方法となる可能性がある。Copyright 2019 The Phytopathological Society of Japan and Springer Japan KK, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物的防除  ,  細菌による植物病害  ,  野菜 

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