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J-GLOBAL ID:201902223596233737   整理番号:19A1492505

ゼブラフィッシュ松果体器官における単一種の双安定性オプシンによる色の透明性【JST・京大機械翻訳】

Color opponency with a single kind of bistable opsin in the zebrafish pineal organ
著者 (11件):
資料名:
巻: 115  号: 44  ページ: 11310-11315  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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下部脊椎動物松果体器官はUVと可視光を識別する。このような色識別は,2つ以上のスペクトル的に異なるオプシン間の拮抗から生じると考えられている。例えば,人間の円錐ベースの色視覚は,赤,緑,青錐体オプシンにより生成される信号間の拮抗的関係に依存する。感光性松果体器官は,長波長光により信号不活性な「暗い」状態に戻る可能性があるUV曝露により,信号活性な光生成物を形成する双安定オプシン(パラピノプシン)を含む。ここでは,スペクトル的に異なるパラピノプシン状態(シグナル伝達に対する拮抗的影響を有する)がこのオプシンのみをこの器官の色感受性を与えることを示した。カルシウムイメージングを用いることにより,背景光下で保持された単一ゼブラフィッシュ松果体光受容体がUV及び可視光に対する反対符号の応答を示すことを示した。両応答はパラピノプシンを欠くゼブラフィッシュでは欠損していた。パラピノプシンの代わりにUV感受性コーンオプシンを発現させると,UV応答は回復したが,色の反対性は回復しなかった。増強されたUVまたは可視波長に対する白色光のスペクトル組成の変化は,パラピノプシンが十分ではなくパラピノプシン欠損光受容体におけるカルシウムシグナルの減少に対してそれぞれ増加した。これらのデータは,単一種の双安定オプシンからの色の反対性を明らかにし,その分数濃度が入射光のスペクトル組成によって定義される異なるシグナル伝達能力をもつ二つの状態の平衡様混合物を確立した。脊椎動物の視覚色オプシンが双安定オプシンから進化したので,これらの知見は,単種類の双安定オプシンを含む色の反対性が脊椎動物の色の反対性のプロトタイプである可能性があることを示唆している。Copyright 2019 The Author(s). Published by PNAS. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  生理活性ペプチド  ,  動物生理一般  ,  中枢神経系 

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