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J-GLOBAL ID：201902224959402839   整理番号：19A1874087

分布型光ファイバーセンサーの最新展開と課題

著者 (2件)： 水野洋輔 (東京工大) ,  中村健太郎 (東京工大)
資料名： 光学  (Japanese Journal of Optics)
巻： 48  号： 7  ページ： 284-288  発行年： 2019年07月10日 
JST資料番号： G0125B  ISSN： 0389-6625  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・インフラなどの経年劣化や自然災害による損傷が社会問題となっているが,これらの構造物を監視するシステムとして,光ファイバーセンサーが重要。
・分布型光ファイバーセンサーに着目したが,このセンサーの散乱現象としてBrillouin散乱を利用。
・Brillouin散乱を用いた分布型光ファイバーセンサーの基本から,最新の展開や今後の課題までを紹介。
・Brillouin散乱の動作原理を述べ,分布型センサーの反射計と解析法を解説。
・光時間領域法,光周波数領域法,光相関領域法などの解析法を説明し,光相関領域法の性能向上が著しいことを指摘。
・最近の展開として,導波音響波型Brillouin散乱(GAWBS)を用いたセンサーも説明。
・本分野は,世界中の研究者間での競争が激しく,今後も優れた新技術が登場してくると期待。

シソーラス用語： 光ファイバ ,  *光ファイバセンサ ,  *Brillouin散乱 ,  周波数解析 ,  周波数領域 ,  信号解析 ,  信号処理 ,  インフラストラクチャー ,  社会問題 ,  自然災害 ,  反射率計 ,  構造物
準シソーラス用語： 経年劣化 ,  時間領域法 ,  周波数領域法 ,  性能向上 ,  動作原理 ,  分布型

分類 (1件)： 光導波路,光ファイバ,繊維光学  (BD06030H)

引用文献 (31件)：

• A. H. Hartog: An Introduction to Distributed Optical Fibre Sensors (CRC Press, Boca Raton, 2017).
• ODiSI at Luna: https://lunainc.com/product/odisi/
• Fiber-optic temperature sensors at Yokogawa Electric: https://www.yokogawa.co.jp/solutions/products-platforms/field-instruments/fiber-optic-sensor-j/
• G. P. Agrawal: Nonlinear Fiber Optics, 2nd ed. (Academic Press, San Diego, 1995).
• T. Horiguchi, T. Kurashima and M. Tateda: IEEE Photonics Technol. Lett., 1 (1989) 107-108.

タイトルに関連する用語 (3件)： 分布型 ,  光ファイバーセンサー ,  展開