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J-GLOBAL ID：201902225060426602   整理番号：19A0099147

BL01γ線を用いたバルク材料中の欠陥研究のための陽電子消滅装置の開発

Development of positron annihilation apparatus for defects study in bulk materials using BL01 gamma ray

著者 (4件)： SUGITA K. (Osaka Prefecture Univ.) ,  MIYAMOTO S. (Univ. Hyogo) ,  TERASAWA M. (Univ. Hyogo) ,  HORI F. (Osaka Prefecture Univ.)
資料名： LASTI Annual Report  (LASTI Annual Report)
巻： 19  ページ： 23-24  発行年： 2018年09月 
JST資料番号： L4711A  ISSN： 2189-6909  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： NewSUBARUビームラインBL01においてバルク材料に導いたレーザCompton散乱(LCS)γ線の直接注入として新しい陽電子消滅装置を開発した。この方法を用いて,電子照射前後のバルクシリコンおよびバルク鉄の陽電子消滅Doppler広がりスペクトルを測定した。Nd:YVO₄レーザと982MeV電子を用いた16.9MeVのLCS γ線最大エネルギーを試料中に直接注入し,試料中の対生成と消滅γ線放出を引き起こした。エネルギースペクトルとしての陽電子消滅γ線をHP-Ge検出器により検出した。この方法で測定したDoppler広がりスペクトルは,²²Na放射源を用いた陽電子消滅の他の測定結果と一致した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： γ線 ,  *欠陥 ,  *陽電子消滅 ,  *拡幅 ,  放射光施設 ,  Compton散乱 ,  対生成 ,  電子照射 ,  ケイ素 ,  鉄 ,  ナトリウム同位体
準シソーラス用語： *Doppler広がり ,  NewSUBARU ,  ナトリウム22 ,  レーザCompton散乱

分類 (2件)： 陽電子消滅  (BK16052L) ,  放射線による構造と物性の変化一般  (BK16121W)

引用文献 (4件)：

• F. Hori et al., Jpn. J. Appl. Phys. conf. proc.2 011301 (2014).
• F. Hori et al., J. Phys. conf. Ser. 674 (2016) 012025.
• C. Sun and Y. K. Wu., Phys. Rev. ST Accel. Beams 14, 044701(2011).
• Tatsuhiko Sato et al., J. Nucl. Sci. Tecnol. 55, 684-690(2018).

タイトルに関連する用語 (6件)： γ線 ,  バルク材料 ,  欠陥 ,  研究 ,  陽電子消滅 ,  開発