抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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直径6mmの一方向凝固Al-1.6,1.9,3.0%Fe合金ワイヤを,鋳造速度1.67,5.0および8.3mm/sでOhno連続鋳造(OCC)プロセスを用いて製造した。OCCワイヤの凝固ミクロ組織と機械的性質の間の関係を調べ,冷却鋳型鋳造によって製造したワイヤのそれらと比較した。鋳造速度1.67mm/sで製造したAl-3.0%Fe合金OCCワイヤの組織は共晶組織のみからなっていた。他のOCCワイヤは鋳造方向に配向したα-アルミニウムデンドライトと共晶組織からなっていた。鋳造速度の増加とともに,OCCワイヤのα-アルミニウムデンドライトと共晶組織は微細になり,OCCワイヤの引張伸びは同時に増加した。より高い鋳造速度(5.0および8.3mm/s)で製造したOCCワイヤの引張強さと伸びは通常のワイヤのそれらよりも高かった。5.0mm/sで鋳造したAl-3.0%Fe合金OCCワイヤは引張伸び7%と引張強さ254MPaを示し,これは通常のワイヤのそれらよりも1.4倍高かった。(翻訳著者抄録)