抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,アドホックネットワークは,IoT分野のみならず,自動車走行支援のITSや次世代電力網スマートグリッドに代表されるCPSなど,これからの社会基盤を担うであろう注目株な各技術において,積極的な活用が模索されている.このようなアプリケーションの多様化を背景に,異種アドホックネットワーク間相互接続の需要は拡大が見込まれる.また昨今,通信主体が人からモノへ変わったことで,ネットワークインフラには一層厳しい遅延保証が要求される傾向にあり,アドホックネットワークにおいても,通信遅延低減は主要な課題となりうる.本研究では,プロトコルトランスレータ(GW)による異種アドホックネットワーク間の直接相互接続を想定し,ネットワーク中のフローに許容遅延制約が存在するとしたときの,GW配置最適化による許容遅延満足率最大化について提案する.提案手法の性能をシミュレーションで評価し,さらにリンク切断予測の性能向上効果についても考察した.(著者抄録)