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文献
J-GLOBAL ID:201902225828027232   整理番号:19A1698045

東京大都市圏における夏季の高い気温に及ぼす市民駆動型都市林業の影響

The effects of citizen-driven urban forestry on summer high air temperatures over the Tokyo metropolitan area
著者 (5件):
資料名:
巻: 75  号:ページ: 144-152(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: X0731A  ISSN: 0021-8588  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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抄録/ポイント
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世界中の都市域では,地球温暖化により気温が上昇し,都市化は人間の健康と生活環境に悪影響を与えている。数値気象予測モデルを用いて,日本の最大都市域である東京大都市圏の夏季気温を低下させる方法として,市民による都市林業の有効性,植物に対する市民の自発的活動,および住宅地域における樹木の維持を定量的にシミュレートした。2007年夏における10日間の日最高気温を計算し,アルベド,熱容量,蒸発散量を用いた人口分布に従って,1人当たりの5つの異なるレベルの増加した都市森林面積の影響をシミュレートした。1人当たり3.3m2までの森林被覆の増加は,日最高気温をたった0.0014°C低下したが,その効果は一人当たりのより高い森林被覆により直線的に増加した。森林植栽が1人当たり約30m2に増加すると,東京の中心における気温低下は0.4~0.5°Cに達し,地球温暖化による過去100年間の都市気温の上昇に匹敵した。結果は,都市森林被覆を増加させる個々の市民の集団行動が,都市ヒートアイランド効果と気候変動による高い気温の緩和に有意な影響を与えることを示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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気候学,気候変動  ,  林業一般 
引用文献 (50件):
タイトルに関連する用語 (5件):
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