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J-GLOBAL ID：201902226027656336   整理番号：19A2895845

ライフステージを考慮した集約型都市構造実現のための居住誘導ターゲット世帯の分析

A study on the target household type of residential relocation to promote compact cities focusing on life stage changes

著者 (3件)： 中道久美子 (東京工業大学) ,  桐山弘有助 ((株)NTTデータ経営研究所) ,  花岡伸也 (東京工業大学)
資料名： 都市計画論文集(CD-ROM)  (Journal of the City Planning Institute of Japan (CD-ROM))
巻： 54  号： 3  ページ： 680-687(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： G0606B  ISSN： 1348-284X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： コンパクトシティ・プラス・ネットワークの実現のためには,居住誘導区域外から居住誘導区域内への転居とともに,公共交通機関や自転車,徒歩を利用することが重要である。また,転居の理由としては,ライフステージの変化が多くを占めており,居住誘導の観点からも着目する必要がある。そこで,本研究では,世帯をライフステージに分類した上で,転居傾向や交通行動,転居意向などから立地適正化計画の居住誘導に適したターゲット層を把握することを目的とする。全国都市交通特性調査を用いて分析した結果,若年の単身世帯は短期的な視点において,若年の夫婦のみ世帯は長期的な視点においてターゲットになりえること,一方で,退職や子の独立後の世帯を居住誘導するためには,転居に関する意識の変容が求められることが明らかになった。(著者抄録)

シソーラス用語： *都市構造 ,  *家庭 ,  *都市計画 ,  行為 ,  *交通行動 ,  都市 ,  パーソントリップ調査 ,  住宅 ,  住居地区
準シソーラス用語： ライフステージ ,  集約型都市構造 ,  世帯 ,  立地適正化計画 ,  転居 ,  コンパクトシティ ,  居住 ,  居住地区

著者キーワード (12件)： 集約型都市構造 ,  立地適正化計画 ,  世帯 ,  ライフステージ ,  転居 ,  交通行動 ,  Compact city ,  siting optimization plan ,  household ,  life stage ,  residential relocation ,  travel behavior

分類 (2件)： 都市計画一般,都市経済学  (RD01010S) ,  都市問題,都市防災  (RD01030O)

引用文献 (23件)：

• 1) 鈴木一将・森本章倫 (2011), 「集約型都市実現に向けた立地誘導策の体系化の検討」,土木学会論文集D3, Vol.67, No.5, pp.I_315-320.
• 2) 国立社会保障・人口問題研究所 (2011), 「第7回人口移動調査」.
• 3) 杉恵頼寧・藤原章正 (1985), 「個人の日常的な交通行動に社会経済属性が及ぼす影響」,廣島大學工學部研究報告34, 1号, pp.97-105.
• 4) 宮本和明・安藤淳・清水英範 (1986), 「非集計行動分析に基づく都市圏住宅需要モデル」, 土木学会論文集, Vol.365, pp.79-88
• 5) 古倉徹夫・木田川誠司・上條克之・太田勝敏 (1988), 「住み替え行動を踏まえた首都圏人口予測モデルの実証的研究」, 土木計画学研究・論文集, Vol.6, pp.53-60.

タイトルに関連する用語 (7件)： ステージ ,  集約型都市構造 ,  居住 ,  誘導 ,  ターゲット ,  世帯 ,  分析