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J-GLOBAL ID:201902226283724573   整理番号:19A0367585

テフラ粒子の地上観測:火山灰分布推定のための気象レーダの利用について

Ground Observation of Tephra Particles: On the Use of Weather Radar for Estimating Volcanic Ash Distribution
著者 (7件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 151-159  発行年: 2019年02月01日 
JST資料番号: F1399A  ISSN: 1881-2473  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本論文は,Xバンドレーダによる火山灰量を推定するために,ビデオ液滴サイズ検出器(VSD)を用いて火山灰粒子サイズ分布を決定するための予備的試みを報告する。VDSDは,電荷結合素子カメラにより開口部に落下する粒子のサイズと数を示す画像を記録する。VDSD観測により微細灰から小火山礫の粒子の範囲の粒度分布スペクトルを,離散形で導出した。2014年12月13~21日の間の桜島火山噴火の火山灰を用いてガンマ関数に従う粒度分布のパラメタリゼーションを行った。3つのガンマ分布パラメータを解析的に決定した。解析結果は,形状,切片,および傾斜によって特徴付けられる粒子の連続分布を明らかにした。分布を用いて,火山性塊の濃度,地上堆積物重量,および反射率を測定した。Xバンドレーダ観測によるこれらの結果の検証は,解析結果から得られた反射率がレーダ観測から得られたものと類似していることを示した。しかし,地上の灰堆積物の実際の重量と比較して,分析からの地盤堆積物重量は過大評価された。本研究で提案したアルゴリズムは,直接測定が可能でない地点の場合,レーダ反射率を用いて火山噴火の影響下における灰分布を推定するための実用的な方法を提供することが期待される。Xバンドレーダ観測からの火山灰検索のためのアルゴリズムの概観も示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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地球熱学,火山物理学 
引用文献 (25件):
  • [1] T. Mizuyama, “Structural Countermeasures for Debris Flow Disasters,” Int. J. of Erosion Control Engineering, Vol.1, No.2, pp. 38-43, 2008.
  • [2] I. Andjelkovic, “Guidelines on Non-structural Measures in Urban Flood Management Technical Documents in Hydrology, UNESCO Report No.50, Paris, 2001.
  • [3] C. Bonadonna and A. Costa, “Estimating the Volume of Tephra Deposits: A New Simple Strategy Article,” Geology, Vol.40, No.5, pp. 415-418, 2012.
  • [4] L. J. Connor and C. B. Connor, “Inversion is the key to dispersion: understanding eruption dynamics by inverting tephra fallout.” H. M. Mader, S. G. Coles, C. B. Connor, and L. J. Connor (eds.), Statistics in volcanology, The Geological Society, London, pp. 231-242, 2006.
  • [5] P. C. Shakti, R. Misumi, T. Nakatani, K. Iwanami, M. Maki, T. Maesaka, and K. Hirano, “Accuracy of Quantitative Precipitation Estimation Using Operational Weather Radars: A Case Study of Heavy Rainfall on 9-10 September 2015 in the East Kanto Region, Japan,” J. Disaster Res., Vol.11, No.5, pp. 1003-1016, 2016.
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