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J-GLOBAL ID：201902226554402808   整理番号：19A1931626

LPWAと5Gを活用した山岳登山者見守りシステム

Mountain Climber Observation System using LPWA and 5G

著者 (7件)： 不破泰 (信州大) ,  野口浩平 (サーキットデザイン) ,  中村治彦 (サーキットデザイン) ,  長曽我部嘉博 (サーキットデザイン) ,  國澤和義 (ファルコン) ,  甘利大斗 (信州大) ,  ASANO David (信州大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 119  号： 118(ICTSSL2019 8-15)  ページ： 17-22  発行年： 2019年07月09日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 山岳登山ブームの中で遭難者の増加が問題になっている事を受け,我々は山岳登山者を見守るシステムを開発している.このシステムは,登山者の位置を把握する機能と,遭難者を救助する機能,遭難を防止する機能の3つの機能から成る.登山者位置把握は,登山者が持つGPS付き端末からの情報を山全体をカバーする中継網によりサーバに送り,各登山者の位置ログを作る.遭難者救助は,このログを解析して遭難の可能性がある登山者を判定するフェーズ,その登山者を迅速に発見して状況確認をするフェーズ,遭難者を安全・迅速に救助するフェーズから成る.遭難防止は,ログを元に登山者教育カリキュラムを確立するとともに,登山道整備を行う.本発表では,山岳登山者見守りシステムの概要を述べるとともに,その実現のための課題について述べる.(著者抄録)

シソーラス用語： *移動通信 ,  無線伝送 ,  WAN【通信】 ,  山岳 ,  *スポーツ ,  *レクリエーション ,  システム ,  遠隔監視 ,  カリキュラム ,  救助
準シソーラス用語： *5G ,  *登山 ,  見守りシステム

分類 (2件)： 移動通信  (ND08030H) ,  観光,レクリエーション  (RD04030J)

引用文献 (4件)：

• 警察庁生活安全局地域課,”平成29年における山岳遭難の概況”, https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/chiiki/300621yama_nennpou1.pdf,Jun.2018.
• 不破泰,野口浩平,中村治彦,長曽我部嘉博,甘利大斗,アサノデービッド:山岳登山者見守りシステムの開発と課題;電子情報通信学会技術研究報告 安全・安心な生活とICT研究会,Vol.118,No.244,pp.37-42(2018.10).
• David ASANO, Daichi KUROYANAGI, Hikofumi SUZUKI, Eiki MOTOYAMA, Yasushi FUWA, ”A Pseudo-TDMA MAC Protocol Using Randomly Determined Transmission Times for Landslide Prediction Wireless Sensor Networks”, IEICE Transactions on Communications, E97-B, 7, 1449-1456, 2014.
• 増田聖乃,アサノデービッド,不破泰,”無線センサーネットワークにおける端末の送信タイミング自律的決定方式の検討”,電子情報通信学会知的環境とセンサネットワーク研究会信学技報,pp.163-168,ASN2017-112,Jan.2018.

タイトルに関連する用語 (6件)： LPWA ,  5G ,  活用 ,  山岳 ,  登山 ,  見守りシステム