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J-GLOBAL ID:201902226821131649   整理番号:19A2290124

ConticribraWeissflogii ND-8から単離した海洋キサントフィル,フコキサンチン Sepsisのマウスモデルにおける予防的抗炎症効果【JST・京大機械翻訳】

Fucoxanthin, a Marine Xanthophyll Isolated From Conticribra weissflogii ND-8: Preventive Anti-Inflammatory Effect in a Mouse Model of Sepsis
著者 (16件):
資料名:
巻: 10  ページ: 906  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7091A  ISSN: 1663-9812  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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背景:顕著な生物学的性質を持つ海洋褐藻類で生じるキサントフィル色素であるフコキサンチン(FX)は,動物による消費に対して安全であることが証明されている。FXは抗炎症,抗腫瘍,抗肥満,抗酸化,抗糖尿病,抗マラリアおよび抗脂質を含む様々な薬理作用を有するが,敗血症に対するin vivo保護効果は報告されていない。本研究では,敗血症マウスのモデルにおけるFXの有効性を評価することを目的とした。方法:FXは,Conticribra weissflogii ND-8から初めて分離された。FXを,薄層クロマトグラフィー(TLC),高速液体クロマトグラフィー-質量分析(HPLC-MS),および核磁気共鳴(NMR)によって同定した。動物を,偽群(正常食塩水1.0ml/kgの腹腔内注射を受けたマウス),FX処理(0.1~1.0ml/kg),リポ多糖類(LPS)処置(20mg/kg),FX+LPS処置(それぞれ0.1~10.0mg/kgおよび20mg/kg)およびウリナスタチン群(10~4U/kg)を含む9群にランダムに分割した。核因子(NF)-κB活性化は敗血症に対する潜在的治療である可能性がある。NF-κBシグナル伝達成分をウエスタンブロット法により測定した。IL-6,IL-1β,TNF-α産生およびNF-κB活性化を,in vitroでELISAおよび免疫蛍光染色によって評価した。結果:FXはLPS誘導敗血症マウスモデルにおいて予防的にIL-6,IL-1βおよびTNF-αを含む炎症性サイトカインの発現を減少させることが分かった。一方,FXは細胞レベルでLPSにより誘導されたNF-κBシグナル伝達経路のリン酸化を有意に阻害し,NF-κBの核移行を減少させた。NF-κBの発現を抑制するためのIC50は,THP1-LuciaNF-κB細胞において11.1.08±0.78μMであった。さらに,FXはまた,IL-6産生のIC50阻害がRaw267.4マクロファージ細胞において2.19±0.70μMである用量依存的に炎症因子の発現を阻害した。NF-κB活性化とフコキサンチンのようなinflamマソーム集合を標的とする分子は,敗血症の治療に使用される興味深い対象であると思われる。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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生薬の薬理の基礎研究  ,  循環系の基礎医学  ,  消炎薬の基礎研究  ,  消化器の基礎医学 
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引用文献 (68件):

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