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J-GLOBAL ID：201902226952017043   整理番号：19A0347746

局所的に強いベーリング海峡通過流が引き起こす海底堆積有機物の巻き上げ

著者 (6件)： 阿部泰人 (北大 大学院) ,  三瓶真 (北大 大学院) ,  平譯享 (北大 大学院) ,  和賀久朋 (北大 大学院) ,  西野茂人 (JAMSTEC) ,  大木淳之 (北大 大学院)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2018  号： 秋季  ページ： 133  発行年： 2018年09月 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 局所的に強い海流が観測されているベーリング海峡において,海流が引き起こす物理学的・生物学的インパクトを調査するため,1年間に渡る係留観測を行った。その結果,海上風によって駆動される海流が,水深50mの海底堆積物を上方に巻き上げている様子が捉えられていた。また,この巻き上げられた堆積物中からは,クロロフィルaが検出された。この巻上げはどの季節においても見られたが,冬季のクロロフィルa検出量が少なく,これは氷に閉ざされた暗的環境下で,海底に堆積した植物プランクトンの分解が進行していることを示唆する。(著者抄録)

シソーラス用語： 海峡 ,  *海流 ,  観測 ,  海上風 ,  *浅海堆積物 ,  クロロフィルa ,  植物プランクトン ,  炭素循環 ,  海水温 ,  混濁度 ,  ベーリング海峡 ,  係留観測 ,  *流体流
準シソーラス用語： *ベーリング海峡通過流

分類 (1件)： 海洋物理学一般  (DC06010K)

タイトルに関連する用語 (5件)： ベーリング海峡 ,  通過流 ,  海底 ,  堆積有機物 ,  巻き上げ