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J-GLOBAL ID:201902227084547168   整理番号:19A0693458

GOSAT-2搭載TANSO-FTS-2の熱赤外バンドによる温室効果ガス観測

Greenhouse Gas Observations by the Thermal Infrared Bands of TANSO-FTS-2 on Board GOSAT-2
著者 (2件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 29-36  発行年: 2019年02月28日 
JST資料番号: X0714A  ISSN: 0289-7911  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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GOSAT(温室効果ガス観測衛星)の後継であるGOSAT-2は,2018年10月29日に打ち上げられた。GOSAT-2搭載TANSO(炭素観測用熱及び近赤外センサ)-FTS(フーリエ変換分光計)-2は二つの熱赤外(TIR)バンド(バンド4と5)を有し,これによって,大気温度及び二酸化炭素(CO2)とメタン(CH4)を含む温室効果ガスの鉛直分布を観測する。線形マッピングを用いた非線形最大事後(MAP)法を採用して,温度とガス濃度を抽出した。GOSAT-2打ち上げ前に開発された現在のTANSO-FTS-2抽出システムは,約9,10,及び15μm(690~750/cm,790~795/cm,930~990/cmび1040~1090/cm)のCO2吸収帯を利用して,CO2,水蒸気,オゾン,及び温度を抽出し,また約7と8μm(1140~1370/cm)におけるCH4とN2O吸収帯を利用して,CH4,N2O,水蒸気,オゾン,及び温度を抽出した。TANSO-FTS-2のTIRバンドのSNR(信号対雑音比)は,TANSO-FTSの値よりかなり大きい事が予想され,ガス濃度に対するTANSO-FTS-2の高感度をもたらした。試行的抽出シミュレーションによると,TANSO-FTS-2のTIRバンドのCO2観測のDF(自由度)は,低緯度で2.44であり,一方,TANSO-FTS TIRのCO2観測のDF値は,同じ大気条件下で2.06であった。TANSO-FTS-2 TIR CH4とN2O観測のDF値は,それぞれ,3.07と1.84で,TANSO-FTS TIR観測の値(0.50と0.14)より遥かに高かった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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対流圏・成層圏の地球化学  ,  放射,大気光学 
引用文献 (31件):
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