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J-GLOBAL ID:201902227200809743   整理番号:19A1956691

カシ備長炭の収率および品質向上に関する研究

著者 (3件):
資料名:
号: 42  ページ: 26-35  発行年: 2019年03月 
JST資料番号: Z0496A  ISSN: 1348-6004  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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現在,高知県は全国一の備長炭生産地となっているが,原料であるウバメガシの資源量が減少している。持続的な備長炭の生産には今後,ウバメガシ以外のカシ類(主にアラカシ,以下「カシ類」という)の利用を増やす必要がある。しかし,カシ類を原料とした場合,収率と品質の高い炭の割合が低下することが確認されており,カシ類の利用は敬遠されている。そこで本研究では,カシ類を原料とした備長炭(以下,「カシ備長炭」という)の収率や品質を向上させるための製造方法について検討した。収率(乾重量比)は,カシ類を原料とした場合,製造方法を改良しても17%程度でウバメガシと比較すると2~3%程度低かった。品質は,ウバメガシがA区分(高規格品)割合69.7%と最も高かった。一方,カシ類は乾燥工程初期の時間を延長してしっかり乾燥することで,「通常」の54.8%から66.7%にA区分割合が増加したが,木くべ時の原木含水率が低いとA区分割合が低下する傾向が見られた。そのため,カシ類を利用する場合は伐採後,原木の含水率が低下する前にできるだけ早く窯に入れる,あるいは,カバーをかけたり,木口を水に浸けておくなど,乾燥を抑制した含水率の高い原木を窯に入れ,その後,乾燥工程で十分に乾燥することが望ましいと考えられる。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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樹皮,その他の林産物  ,  燃料資源一般 
引用文献 (4件):
タイトルに関連する用語 (5件):
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