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J-GLOBAL ID:201902227253649246   整理番号:19A1645191

分光光度法は様々な発光ダイオードの照明下で培養したNannochloropsis oculataの栄養塩欠乏で起こる藻類代謝の変化を追跡することができる

Spectrophotometry can monitor changes in algal metabolism triggered by nutrient deficiency in Nannochloropsis oculata cultured under various light-emitting diode light regimes
著者 (3件):
資料名:
巻: 85  号:ページ: 167-176  発行年: 2019年01月 
JST資料番号: L2029A  ISSN: 0919-9268  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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発光ダイオード(LED)を用いた微細藻類による有益な代謝産物の効果的な生産に関する興味が高まっている。大量培養においては,代謝産物の含量を推定するためには,時間の経過に伴って栄養塩欠乏による代謝の変化を追跡しなくてはならない。著者らの過去の研究により,490と680 nmの吸光度比(Abs490/Abs680)を測定することで,Nannochloropsis oculataにおける栄養塩欠乏を簡便に評価できることを報告した。しかしながら,特にLED照明条件下での培養においては,吸光度比と代謝産物の変化の関係はほとんど知られていない。本研究では,Abs490/Abs680が様々なLED色の条件下で培養したN. oculataの生化学的状態の指標になるのか調べた。3つのLED試験区,青(B),青+赤 (BR),および赤(R)を設定した。全LED試験区において,リン酸塩が制限または欠乏する場合,Abs490/Abs680は数日間低下し,その後上昇した。通常,Abs490/Abs680の転換点において,C16:0とC20:5ω3の比率およびクロロフィルa含量が変化する傾向にあった。さらに,R区を除き,代謝の状態と吸光度比との間に有意な関係が認められた。本研究により,分光光度法は,630 nmの赤色光の過度の曝露さえしなければ,様々なLED照射下でのN. oculataの培養における代謝の変化をモニタリングするために役立つことが示唆された。Copyright 2018 Japanese Society of Fisheries Science Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
プランクトン  ,  微生物代謝産物の生産 

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