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J-GLOBAL ID:201902228356792770   整理番号:19A1291119

生体模倣膜に対するカプサイシンの影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of Capsaicin on Biomimetic Membranes
著者 (6件):
資料名:
巻:号:ページ: 17  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7147A  ISSN: 2313-7673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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カプサイシンは暖かい感覚を生み出す天然化合物であり,その顕著な薬用特性について知られている。脂質膜とカプサイシンの間の相互作用を理解することは,その薬理学的および生物学的効果の背後にある分子機構を明らかにするために不可欠である。本研究では,リポソーム膜の熱応答性,流動性及び相分離に及ぼすカプサイシンの影響を調べた。リポソーム膜は生物学的機構を理解するために利用できるバイオインスパイアド技術である。熱誘導膜過剰面積の増加により,カプサイシンは膜変動を促進することを示した。膜流動性に及ぼすカプサイシンの影響は脂質組成に依存した。カプサイシンは(1,2-ジオレオイル-sn-glycero-3-ホスホコリン(DOPC)膜の流動性を増加させたが,DOPCとコレステロールベースのリポソームを剛性化した。さらに,カプサイシンは不均一リポソームの相分離を減少させ,均一性を誘導した。この脂質再構成はカプサイシン消費時の生理的温暖化感覚と関連することを想像した。カプサイシンは抗菌剤や抗血小板などの生物学的性質を有することが報告されているので,結果はこれらの生物学的性質を明らかにする助けとなる。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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生体膜一般  ,  脂質一般 
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