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J-GLOBAL ID:201902228415723277   整理番号:19A1645304

低塩分下の循環養殖システムで飼育されたマダイPagrus majorの異臭は2-メチルイソボルネオールによって引き起こされる

Off-flavor of red sea bream Pagrus major reared in recirculating aquaculture systems with low salinity is caused by 2-methylisoborneol
著者 (10件):
資料名:
巻: 85  号:ページ: 553-560  発行年: 2019年05月 
JST資料番号: L2029A  ISSN: 0919-9268  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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2種類の循環水産養殖システム(RAS)を用いて,低塩分下で養殖したマダイPagrus majorの筋肉において,土壌/かびの異臭を検出した。異臭を引き起こす化合物を同定し,RASの紫外線(UV)装置が魚肉と飼育水における異臭化合物の濃度にどのように影響するかを調べた。UV装置(UV+)を装備したRASからの魚肉における臭気強度は,UV装置(UV-)を用いないRASと比較して低かった。全部で107種類の揮発性物質が,ガスクロマトグラフィー-質量分析により,各RASと生簀(対照)の魚肉中に同定された。異臭の原因であると以前に報告された揮発性化合物は検出されなかった。両RASのマダイ筋肉において異臭の原因となる化合物は,ガスクロマトグラフィー-臭い嗅ぎ分析によって2-メチルイソボルネオール(2-MIB)と同定した。魚肉と飼育水の2-MIB濃度は,UV-にくらべてUV+で低かった。結論として,希釈海水によるRas型一時的飼育水槽で飼育された海産魚における異臭問題は,これらの条件下で飼育される海産魚種が増えるに伴って,増加する可能性がある。Copyright 2019 Japanese Society of Fisheries Science Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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水産増養殖一般  ,  動物性水産食品 
物質索引 (1件):
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