文献

J-GLOBAL ID：201902228458169180   整理番号：19A2479410

核医学治療用高温超電導スケルトン・サイクロトロンの開発(4)-実証用高温超電導小型マルチコイルシステムの機械特性解析-

著者 (9件)： 粟津佑太 (岡山大) ,  KIM SeokBeom (岡山大) ,  植田浩史 (岡山大) ,  野口聡 (北大) ,  渡部智則 (中部電力) ,  長屋重夫 (中部電力) ,  吉田潤 (住友重機械) ,  福田光宏 (大阪大) ,  石山敦士 (早稲田大)
資料名： 低温工学・超電導学会講演概要集  (低温工学・超電導学会研究発表会講演概要集)
巻： 98th  ページ： 80  発行年： 2019年05月28日 
JST資料番号： G0564B  ISSN： 0919-5998  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： エネルギー可変で多種類の粒子を加速可能な高温超電導空芯型サイクロトロン(スケルトン・サイクロトロン)の開発に取り組んでいる。我々は,現在ビーム加速に要求される磁場分布を形成するマルチコイルシステム開発技術確立に向けて小型モデルの試作実験に向けた試設計を行っている。このコイルシステムを構成する高温超電導コイルは,高磁場化や高電流密度化により小型かつ高出力強度を実現できる一方で,コイルが経験する電磁力は著しく増加する。このことから,各コイルにおいては巻線内電磁応力による劣化防止,コイルシステムとしては支持構造及びコイル間の磁気的結合によって生じる電流挙動に起因した電磁力などの検討を行う必要がある。そのため,コイル保護や高磁場精度化において超電導線材を巻線・コイル化した場合の電磁応力等の機械的特性の把握,高強度機械・構造設計が要求される。本発表では,設計を行った小型モデルを対象に,数値解析によりコイルシステムに生じる電磁力および応力について評価したので,その結果を報告する。なお,本研究の一部は科研費基盤研究S(18H05244)に依ったことを付記する。(著者抄録)

シソーラス用語： 放射線医学 ,  *放射線療法 ,  *超伝導コイル ,  超伝導磁石 ,  機械的性質 ,  電流密度 ,  超伝導線 ,  数値解析 ,  *機械的強度 ,  性質
準シソーラス用語： 核医学 ,  *放射線治療 ,  *高温超電導コイル ,  機械特性 ,  超伝導線材 ,  機械強度

分類 (1件)： 超伝導材料  (BM04041W)

タイトルに関連する用語 (9件)： 核医学 ,  治療 ,  高温超電導 ,  スケルトン ,  サイクロトロン ,  開発 ,  実証 ,  機械特性 ,  解析