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J-GLOBAL ID:201902229391066569   整理番号:19A0474919

ジェット変動度とブロッキングに関連した日本の日本海側地方における地域性降雪量分布

Regional Snowfall Distributions in a Japan-Sea Side Area of Japan Associated with Jet Variability and Blocking
著者 (3件):
資料名:
巻: 97  号:ページ: 205-226  発行年: 2019年02月25日 
JST資料番号: G0095A  ISSN: 0026-1165  CODEN: JMSJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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この研究は,日本の日本海側地方の地域的積雪分布が季節内ジェット変動度,特にユーラシア大陸を横切る10日・時間規模の準定常Rossby波と東アジア地域の大気ブロッキングによって制御されていることを見出した。本研究は主に日本の豪雪地帯を代表する新潟地域に焦点を絞った。以前の研究に基づいて,3型の支配的降雪分布:(1)新潟地方の沿岸地域で支配的な豪雪の特徴を有する里雪(P)型;(2)山岳地域で発生する山雪(M)型;及び(3)新潟全域で見られる里山雪(PM)型,を定義した。本研究の結果は,全ての分布型が,ユーラシア上の偏西風ジェット(ユーラシアジェット)に沿った準定常Rossby波に由来する,強化されたトラフ,即ち低気圧性偏差に関連する日本における偏西風ジェットの南向きシフトに関連することを明らかにした。この低気圧性偏差は,ブロッキングの頻度が東シベリア地域で大きく増加するため,ブロッキング低気圧にも関係することを見出した。トラフ強化を導く機構は3つの降雪型の現象間で異なった。比較的異なる位置とユーラシアジェットに沿った準定常ロスビー波束伝播の異なる経路を有するシベリアブロッキングの形成は,分布型において明らかであった。そのため,日本海側地方の局所規模降雪量分布は大規模循環偏差によって決定され,それは全休規模の再解析データで明らかに区別できた。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
気候学,気候変動  ,  中小規模擾乱,降水特性 
引用文献 (50件):

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