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J-GLOBAL ID:201902229413870496   整理番号:19A0661273

高圧におけるFe-Si合金の電子的性質と圧縮挙動【JST・京大機械翻訳】

Electronic properties and compressional behavior of Fe-Si alloys at high pressure
著者 (12件):
資料名:
巻: 103  号: 12  ページ: 1959-1965  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0384A  ISSN: 0003-004X  CODEN: AMMIAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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惑星コアは主にNi,Si,O,Sなどの微量元素を含むFeから成る。Fe合金の物理的性質はそれらの組成に依存する。FeおよびFe-Ni合金のc/a比,中心シフトおよび弾性特性の変化を以前に報告した。しかしながら,Fe軽元素合金のそのような特性はまだ広く研究されていない。Siは惑星コアにおける軽元素として妥当な候補である。したがって,シンクロトロンMoessbauer分光法(SMS)とX線回折(XRD)を用いて,高圧下で六方最密充填(hcp)構造を持つFe-Si合金の電子的性質と圧縮挙動を研究した。中心シフト(CS)はFe-2.8wt%Siでは21.4~45.3GPa,Fe-6.1wt%Siでは30.9~62.2GPaの圧力で観察された。いくつかのSMSとXRD測定を,SPring-8のBL10XUビームラインで新しく開発したシステムを用いて同じ条件下で行い,電子情報と結晶構造の同時キャラクタリゼーションを可能にした。CS値の変化はFe-2.8wt%Siで36.9GPa,Fe-6.1wt%Siで54.3GPaで観察された。hcp構造におけるc/aの比は,Fe-2.8wt%Siにおいて21.2~49.6GPa,Fe-6.1wt%Siにおいて32.9~61.4GPaの圧力で測定された。c/a比はFe-2.8wt%Siで30~45GPa,Fe-6.1wt%Siで50GPaで変化した。Fe-Si合金における電子等構造転移に従って,CSとc/a比の変化を説明した。さらに,遷移圧力は金属鉄中のSi含有量の増加と共に増加した。この発見は,Venusが固体内核を持つならば,hcp構造を持つFe-Si合金のc/a比の変化による地震波速度の変化として重要である。Copyright 2018 Walter de Gruyter GmbH, Berlin/Boston Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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珪酸塩鉱物 
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