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J-GLOBAL ID：201902229423981071   整理番号：19A0099919

分光画像計測による葉菜類の鮮度劣化の可視化

著者 (1件)： 黒木信一郎 (神戸大 大学院農学研究科)
資料名： 東和食品研究振興会奨励研究報告書
巻： 2017  ページ： 153-158  発行年： 2018年12月25日 
JST資料番号： F2161A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・分光画像計測による葉菜類の鮮度劣化の可視化を研究。
・ホウレンソウ葉を,概観的な鮮度劣化が認識できない環境条件下で4日間貯蔵し,細胞膜物性及び一連の酸化ストレスマーカーを計測。
・その結果,細胞膜の水透過性は脂質二重層の過酸化に伴うゲル相領域の形成によって増加することを示し,一方アクアポリン遺伝子発現量は低下したが,水透過性は増強される現象を観察。
・貯蔵期間の経過に伴いマロンジアルデヒド等量及び過酸化水素量の増加と,抗酸化能の低下を認め,外観症状が顕在化する前に鮮度の低下が潜在的に起きることを説明。
・DAB染色により,活性酸素の一種の過酸化水素の局在性が可視化されたが,ハイパースペクトル画像解析による非破壊定量は不十分であることを提示。

シソーラス用語： *葉菜 ,  新鮮度 ,  *撮像 ,  *劣化 ,  *可視化 ,  ホウレンソウ ,  細胞膜 ,  酸化ストレス ,  バイオマーカー ,  透水性 ,  脂質二分子膜 ,  遺伝子発現 ,  経時変化 ,  過酸化水素 ,  スペクトル画像 ,  酸化ストレスマーカー ,  アクアポリン ,  細胞内膜系 ,  分子遺伝現象 ,  輸送 ,  生体輸送 ,  膜貫通タンパク質 ,  脂肪族アルデヒド
準シソーラス用語： 水チャンネル ,  ハイパースペクトル画像 ,  *鮮度劣化 ,  *分光画像計測法

分類 (3件)： 食品の分析  (FJ01030U) ,  野菜とその加工品  (FJ11020O) ,  分光分析  (CC03012W)

物質索引 (1件)： マロンジアルデヒド

引用文献 (12件)：

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• Shou, H. Crop improvement through genetic engineering: development of transformation technologies and production of stress tolerant transgenic crops. Iowa State University, 2003.
• Frearson, E. M.; Power, J. B.; Cocking, E. C., The isolation, culture and regeneration of Petunia leaf protoplasts. Dev. Biol. 1973, 33 (1), 130-137.
• Sotome, I.; Oshita, S.; Kawagoe, Y.; Torii, T.; Seo, Y., Measurement of membrane hydraulic conductivity by a newly developed method. Transactions of the ASAE 2004, 47 (4), 1207-1213.
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タイトルに関連する用語 (5件)： 分光画像 ,  計測 ,  葉菜類 ,  鮮度劣化 ,  可視化