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J-GLOBAL ID：201902229428898751   整理番号：19A1887522

LiCl添加物との相互作用により調べたグラファイト上の薄膜の相転移【JST・京大機械翻訳】

Phase Transition of Thin Water Films on Graphite Probed by Interactions with LiCl Additives

著者 (1件)： Souda Ryutaro (International Center for Materials Nanoarchitectonics, National Institute for Materials Science, Ibaraki, Japan)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 121  号： 22  ページ： 12199-12205  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水のガラス-液体転移と結晶化速度への洞察を得るために,非晶質固体水(ASW)の薄膜を高度に配向した熱分解グラファイト上に異なる方法で堆積した。それらのLiCl添加物との相互作用を飛行時間二次イオン質量分析を用いて温度の関数として調べた。100Kで堆積したASW中のLiClの取り込み挙動は,90K以下の温度で堆積したものと著しく異なることが分かった。過冷却水が生成されるので,LiClは結晶化直前に約160Kで後者に取り込まれる。しかしながら,LiCl取込は約150Kでの前者の結晶化の間に強く抑制され,過冷却水の進化とその自発核形成が回避されることを示唆している。グラファイトとの直接接触における水の界面構造は,基板界面におけるn-ヘキサンの単分子層が,ASW膜が120Kで堆積されたとき,LiCl取り込みを回復するという事実によって証明されるように,この挙動において役割を果たす。おそらく,低密度液体として指定された異なる液体水は,基質界面における特異的に配向した水種(すなわち,核)の存在下での過冷却水の発生の前に結晶化する。LiCl添加物を統合する液体様相も,予備融解のためにT>150Kで立方晶氷Icの自由表面または結晶粒界で進化する。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *グラファイト ,  単分子層 ,  結晶粒界 ,  ガラス ,  立方晶系 ,  基板 ,  熱分解 ,  *相互作用 ,  結晶化 ,  核形成 ,  界面 ,  *相転移 ,  *薄膜 ,  非晶質
準シソーラス用語： 過冷却水 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 固-液界面  (CB12050B) ,  塩  (CD01050V) ,  固体の表面構造一般  (BK15010E) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (5件)： 添加物 ,  相互作用 ,  グラファイト ,  薄膜 ,  相転移